FC2ブログ
2018年10月17日Wed [00:47] イギリス  

イギリス肉食革命



先日読んだブレイディみかこの本ではイギリス左翼はベジタリアンがデフォという話だったのだが、やはり日本から見れば、イギリスは肉食人種の国。ただ、ただ歴史的に見て、古代より肉食であったというはずもなく、肉食が一般化したのは肉の流通市場が形成されて以降であり、それはそう昔でもない。乳製品も同様なのだが、牧場という産業がなければ、狩りに出るか、耕作用、運搬用の動物を殺すしか無い。何れも牛より羊が早い時期に飼育されたそうで、ミルクもも羊が一般的だったという。羊もヨーロッパ原産ではないだろうから、オリエントなりモンゴルからなり、導入されたのだろうが、つまりは左翼がベジタリアンというのは復古主義であるということか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月17日Wed [00:34] 東アジア  

日本の情報機関は世界から舐められている



軍隊は階級社会なので、仕方がないのだが、現場を知らぬ将官クラスの退官者が北朝鮮問題の専門家としてテレビで解説をしていることに思うところがあったようだ。著者は二曹退官で、商業高校卒後に職がなかったので入隊したのだという。調査学校入学も成績とか希望とかとは別に選ばれるものらしい。そうした自衛隊内部の打ち明け話が結構興味深いのだが、朝鮮語班には東京外語大朝鮮語学科卒の女性幹部候補生などもいたという。17年在任してその間、日大の学部と院を卒業しているのだが、通信でなければ、受け入れ枠かな。元将官で北朝鮮情勢を解説する人というのは複数いるが、ワシントン特派員時代に作文していたという北朝鮮情勢専門家という人も重村かな。韓国軍人のアテンドなどもしていたそうだが、先の旭日旗問題で、韓国海軍軍人が一番恥ずかしいと思っているとコメントしていた人かな。となみに自分一人で出したコメントを複数の消息筋と装われることもよくあるらしい。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月16日Tue [23:48] 韓国  

朝鮮戦争で生まれた米軍慰安婦の真実 



先日読んだ「朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実」と対になる本とのこと。「真実」を使うのは良くないが、逆に「真実」は一つではないということの証左にはなっているか。先の本もそうだったが、自身の経験に照らし合わせて論じていることがミソ。「慰安婦の証言」を金科玉条とするなら、その時代の人たちがリアルではどの様な語りをしていたかということも考証されなくてはならない。ハート出版だからといっても、親日一辺倒ではなく、広島に長く住み、「平和」を聞かされ続けた著者は原爆資料館の展示には批判的である。それは例の韓国人被爆者の扱いということではなく、韓国の独立記念館などと同じ文脈で残虐さを展示しても憎しみを残すだけと言っているのである。同様に南京虐殺記念館もアウシュビッツも批判しているのだが、原爆資料館が他と違うところがあるとしたら、加害者であるアメリカ兵という「個」が出てこないことではあろう。とはいえ、原爆資料館も聖域にすべきではなかろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月16日Tue [19:28] ロシア  

チェーホフ 



前にもチェーホフ本を出している医者の人。創風社と創風社出版と2つの版元があるらしいが、前者の方。後者は愛媛か。共に創○系なのかは分からん。前作は医師としてのチェーホフだったので、関係性はあったのだが、今回は教育者としてのチェーホフ。分からんけど、著者はどこかで講師もしているのかもしれない。ただ、チェーホフ自身は医学教育に携わったことは無いようで、主にロシア(当時)の教育制度とチェーホフが受けた教育に関して。ロシア語も教育学も門外漢なので、日本語文献のみで、まとめたとのこと。本当にチェーホフに心酔してるんだな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月15日Mon [14:05] フランス  

アジール・フロッタンの奇蹟



船が建築部として評価されることはあまりないのだろうが、ル・コルビュジエの設計だからということなのだろうが、実際は改修の設計者である。難民収容船としての歴史的意義よりもル・コルビュジエの設計という意味合いの方が再生プロジェクトでは強いのかもしれんが、ヨーロッパ人が難民であった歴史は北米に集約されてしまっているところもあるので、難民移民が最大のイシューでもある今日のヨーロッパでは建築物的評価を前面に出す必要があったのかもしれん。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月15日Mon [13:44] 米国  

監視大国アメリカ 



アメリカと中国は水と油の様で、この辺の方向性は一致しているのが面白い。かつてのアメリカとソ連の宇宙競争ではないが、アメリカが様々な制約の下で、実現不可能或いは表沙汰にできない技術を中国が自国開発を掲げて実現し、それを世界に売り込んでしまおうとしているのだから、アメリカとしても穏やかではなかろう。スマホ決済が顔認証決済に移行するのは時間の問題だと思うが、既に監視カメラは瞬時にその人間のあらゆるデータを取り込んで、その場で逮捕すべきか、射殺すべきかまで判断できるので、恐ろしい時代になったものではある。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月14日Sun [14:14] 東アジア  

秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争



あとがきで書かれているのだが、元々別の版元から出る予定だったものが編集者の独立により、新規会社に移ったのだという。その新会社は勉誠出版元社長が作った会社ということは分かったのだが、勉誠は別の経営陣になったということなのか。最近、勉誠出版のネトウヨ化なる話がTLに流れてきているのだが、その辺と関係あるとしたら、第二の青林堂案件なのかな。新会社は既に3冊出していて、おそらくいずれも勉誠からの版権移籍だと思うが、たしかに傾向としては右ではない。あと2つは平和系と、親中系っぽい感じで、これは東方社ネガの写真メインだが、分類としては非戦系か。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月14日Sun [13:55] モンゴル  

最後の馬賊



講談社か。去年出さなかった分、今年は出版ラッシュだが、テーマがモンゴルの抗中一色になってしまった観もある。日本もその関係性に於けるアクターに過ぎないのだが、日本国籍が中国での安全を保証するものではなくなっては来ている。徳王も李守信も「改心」した訳ではないという持論は今では説得力を保つ様になっているのだろうが、それに呼応するモンゴル人の声が内モンゴルで出てきているのかどうか。李守信が徳王とともに訪日した際の話が興味深いのだが、徳王がモンゴル建国をスピーチで語っても、通訳は殺害を恐れて、モンゴルを蒙疆と置き換えたらしい。一行は志賀島にも案内され、元寇の碑も見せられたのだが、李守信は非常に気分を害したと。日蒙親善の為に日本に来ているのに、何故にこの様な事をするのかという至極当然の話なのだが、日本の戦時中のメンタルは今の中国、韓国と変わらんものであったのであろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月14日Sun [13:19] アフリカ  

ジハード大陸



毎日の元ヨハネスブルグ支局長。もう毎日の規模で海外支局を運営するのは難しいのかもしれんが、朝日も読売も共同もサブサハラは一つの支局のみで、読売と毎日がナイロビ、朝日と共同がヨハネスブルグと別れているらしい。そんでもって、毎日はケニアへもソマリアへもマリへもヨハネスブルグから取材に行く訳だが、実質取材は現地協力記者頼みの様だ。ソマリアのリアル北斗の拳状態は例外としても、大手新聞記者は安全面で隙を見せて事故案件が発生をしてしまうと、一斉に叩かれるのが必然なので、個人責任で取材している海外メディアと同列になる訳にはいかない。特に毎日はヨルダンでの殺傷事件など、汚点が多いので、社の存亡にも関わっては来るだろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月13日Sat [13:32] 中国  

近代日本の中国観



近代日本の中国観と区切っているのは戦後のそれが階級論一色に染まったつまらないものであるという著者の評価を端的に表したタイトルなのだろう。谷川道雄は戦後世代であるが、面識のある京都学派の最後の系譜として登場させた様である。歴史学者がイデオロギーに依拠した論述を行うことの是非は最早中国史界隈では決着が着いた感があるのだが、戦後のつまらない時期は支敗戦や新中国で突然生じたものではなく、戦前戦中のマルクス主義史観が東洋史に及ぼした影響を軽視すべきものではなかろう。むしろ戦争末期に徹底弾圧され消滅した反動が戦後に「歴史認識の正しさ」という印籠を得て復活したとも言える。現在日本ではほぼ消滅したマルクス主義史観も中国の影響が巨大になれば、復活する可能性が無いとは言えないだろうし、中国が日本の「停滞論」を歴史的解釈することにより、中国共産党の「歴史的正しさ」を是認する新たな「歴史認識」も生じている様に思える。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月13日Sat [13:01] 台湾  

台湾観光ツアーバスでいこう!



アウトバウンド一人勝ちの台湾ツアーものだが、別に中国分裂主義者の策動ではない。反日親日関係なく、台湾旅行の優位性がどこにあるかを検討すべきであろうが、それも需要の問題であれば、親日は大きなアドバンテージであるか。台湾が競合するのは韓国であろうが、共に日本に中国客を奪われているという危機にありながら、脱中国の線引があるのが台湾。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年10月13日Sat [12:50] ロシア  

ヴィゴツキー評伝



現代心理学に於けるソビエト心理学の位置がどのよなものなのか全く知らないし、心理学自体が全く分かっていないのだが、このヴィゴツキーという人な心理学の中で相当な地位を占める人である様だ。1986年生まれで1934年死去というと、生誕○周年でもないのだが、今年もヴィゴツキー本が何冊か出ている。ベラルーシ出身のユダヤ人という出自は今日では「ロシア」のカテゴリーではないだろうし、ロシアが継承したソ連時代にも行きたのは17年ほどか。亡くなったのはスターリン時代であるが、病死であるし、迫害の危険が迫ってたとはいえ、モスクワを離れなかった様だ。演劇ファンで、伝説の歌舞伎モスクワ公演も観に行ったらしい。ソビエト障害学というと、最早迫害の道具というイメージになってしまうが、本当のソビエト障害学は世界最先端であった様で、革命は実験的土壌を作るということはあろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑