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2018年12月13日Thu [05:42] 中国  

中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜



何で両岸三地が同列なのかというと、民国リベラリズムが国民党分裂や新中国成立なので、香港、台湾と枝分かれして行ったからということらしい。それでも民国期の重要なリベラリストは大陸に残ったケースが多かったのだが、民主諸派などの受け皿が共産党によって無力化され、体制内リベラルとしての地位も無意味になっていったことは言うまでもない。となれば、台湾と香港が中国リベラルの継承者となる訳だが、中華民国が続いた台湾でも白色革命の嵐に中で、多くの知識人が弾圧されていった。香港の前は桂林がサンクチュアリであった時期があるそうだが、言論の自由空間は返還後の香港から再び台湾に戻りつつある。ただ、台湾では本土化が進み、中華リベラリズムの継承という意義を失いつつあるか。

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2018年12月13日Thu [05:25] アフリカ  

戦場放浪記



文春でも同タイトルの本が出ていて、読んでいるのだが、どちらも戦場カメラマンもの。実際に戦場で戦闘しに行く人は「放浪」する訳ではないので、そんな悠長なことを言えるのはカメラマンとかジャーナリストくらいか。左翼アクティブが標準になってきた東京新聞にあって長谷川 幸洋とはまた別の異端であった人なのだが、膵臓がんなのか。戦場はもう行けそうにないが、離婚、借金のカミングアクトをしても、リア充記者生活であったろうな。米永住権も抽選で当てたらしい。エチオピアや岡村昭彦の話も前に書いていたと思うが、ちょとづつ話が変わっている様な。最後に批判しているのは五味洋治のことで間違いないだろうが、彼が「正義」でやったことにヘドが出そうになったとしている。五味は従北学者の本にも寄稿しているし、韓国左派に忖度した様な朝鮮戦争本も書いているのだが、「正義」が暗喩になっているんだな。

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2018年12月13日Thu [05:05] 米国  

本当はダメなアメリカ農業 



アメリカ農業を礼賛する向きは世間には無いと思うが、補助金頼りの零細農業が基本の日本からすれば、アメリカ農業をモデルとして捉えるのも当然ではある。本当はダメなアメリカ農業となると、その前提が間違っているということになるが、そうした大型作付け式ではなく、GMに対する懸念が半分以上を占めている。オーガニックヨーロッパみたいにビーガン過激派が食肉店を襲撃するといった事態にはまだなっていないが、アメリカではGMがターゲットにされるのはモンサントが世界の1%といった富裕企業を代表しているところがあるからだろう。モンサントの顧客は一般消費者ではないので、安全性をアピールする必要はなかったし、そうすれば逆効果にもなるといった懸念もあったのだろうが、故に運動圏にとっては批判しやすり対象でもある。アメリカでオーガニックと認められるには高い基準があり、GM栽培をオーガニックに切り替えるのも容易ではない。このデファクトスタンダートが北米以外に広まる可能性は小さいと思うが、ダメな自動車工業のツケを日本に押し付けるくらいだから、農業も今後は分からんね。

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2018年12月12日Wed [14:25] ミャンマー/ビルマ  

ミャンマー民主化運動



ミャンマー民主化運動ということで、最近の民主化プロセスの話かと思ったら、全編8888だった。当時は専調で大使館にいて、リアルでウォッチしていた人らしいのだが、あの頃に在留邦人だと、一番間近で関わっていた人なのかな。東外大ビルマ語辺りはこの時期も留学生を送れていたのか分からんが、日本のビルマ関連では根本敬とか出てくるのは同じ人ばかりであった印象も。過去に色んなおころで発表したものをまとめたものとのことだが、88年直後に本を出せた訳ではなさそうだ。最近はアウンサンスーチーの凋落がエラいことになっているが、少数民族関係ではこの頃から問題点はあったみたいで、分離独立権まで念頭になかったことは今も昔も変わらない様だ。民主化運動も反軍政という錦で合流した連合体が担っていた訳であるが、アウンサンスーチーはその立場上も連邦維持は揺るがせないものではあろう。

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2018年12月12日Wed [14:03] 中国  

民族曼陀羅  中國大陸



今年開業のみずき書林、写真系が得意の様だが、これはモノホンの写真集。一人出版社だと、写真集の方が手間暇かからないのかもしれんけど、コスト的にはどうだろう。少数民族は中国ものでは定番の被写体なのだが、90年代のものが中心であり、漢族も多く含んでいる。中国人からして見れば、昔の中国ということになるのだろうが、写真のニーズとしては昔の中国派が圧倒的ではなかろうか。中国人も日本の農村を見て郷愁に浸れる時代なのだが、昔派としては高層ビルを背景としたファッショナブルな中国人よりもこちらの方が落ち着く。

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2018年12月12日Wed [13:47] ロシア  

日露近代史



ロシア研究はその国土の広さもあって、欧州担当、中央アジア担当、など研究者も分担されている感はあるのだが、極東は地域研究的にはヨーロッパ的なところと、北東アジア的なところを押さえなくてはならないから大変である。日露中関係研究という学問領域だと、ロシア→中国という流れが多いのかな。この新書も日露近代史であるが、中国のウエイトは高いし、朝鮮にモンゴルも関わってくる。それで470ページクラスになる訳だが、日露関係は隣国であり、平和条約未締結の国であり、領土問題もあり、過去に戦火を交えた国なのに、日中は無論、日韓に比較しても相対的感心が低いのは日本と極東の関係ではなく、日本とモスクワの関係という枠組みで捉えられるからか。

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2018年12月11日Tue [03:46] ハワイ  

越境の野球史



何か普通のノンフィクションなのだが、関西大学出版部なのか。関大准教授で、関大と工学院大の助成金と科研費も使ったとのこと。先日読んだ日米野球本と重なるところもあるのだが、日本野球の礎を築いた二世選手が大抵がハワイ出身。当時が学生野球が最高峰であった訳だが、二世選手の大学引き抜きも熾烈だったそうだ。ただその入学経緯を巡って、一騒動あったりもしたらしい。中学野球では慶應にアメリカ人選手が活躍したりもしたのだが、大学では外国籍選手の制限もあった様だ。法政の中国人選手が問題になったことがあったそうだが、ハワイでは中国系と日系チームの試合が大荒れになるのが常で、ハワイに遠征した全日本は中国系観客に大ブーイングで迎えられたとも。

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2018年12月11日Tue [03:33] スイス  

スイスが問う日本の明日 



大使ものだが、スイスは公使であったそうで、東ティモールで大使になったらしい。全然覚えていなかったが、東チモも本も書いていて、その前のポストアパルトヘイトものと合わせ、著書3冊全部読んでいた。東ティモールのはあの創成社新書か。その前もあの第三書館。今回の刀水が一番マトモにも思えるが、どれだけ売れたのだろう。スイスは日本と似ているというのは川口マーンも書いたことだが、スイスも日本も共同体意識が強く、その辺ドイツやフランスとは違うと。故に日本もスイス並みに移民を入れてもドイツやフランスみたいに社会が分断されることも無いのではないかというのは一理あるのかもしれん。

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2018年12月11日Tue [03:20] 中国  

儒教と革命の間



徐復観という人は全く知らなかったのだが、新儒学者とされる人で、大陸出身ながら日本の陸士に留学し、戦後は台湾に移ったらしい。そうした背景が現在の大陸でどう評価されているのかは分からんが、専制政治が儒家思想を歪曲したという見方に立てば、今の習近平にも当てはまるか。当時の台湾にあってもそれも危険材料であったろうが、蒋介石にも提言したそうで、日本や大陸の政治についても論評を残している様だ。陸士に進んだのなら蒋介石より上ということも言えるか。儒学と近代の融合は日本でヒントを得たものかもしれんが、儒学を中心とした日本の伝統的中国学者が、近代思想派のに押され中国を蔑視する様になったという考えは当時の中国人知日派に有りがちのものだったのかもしれん。

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2018年12月10日Mon [04:14] 北朝鮮  

メディアは死んでいた 



慰安婦に続いて拉致も産経は朝日を批判する資格はないといった「リベラル」側のキャンペーンがあるみたいだが、蓮兄辺りも産経叩きしてるんかな。産経も自己批判するが、この件に関してはメディア全体が自省すべきという趣旨のものらしい。共産党員であった兵本達吉と産経記者のタッグが当時機能していたというのも不思議な気がするが、そうした「挙国一致」で取り組まなくてはいけない問題を妨害したのは誰だというのが拉致問題の闇である。兵本も萩原遼も共産党を除名されているのだが、朝鮮労働党と対立した共産党が拉致問題を国会で取り上げたという事実があったが、不破志位体制になって総連と和解し、拉致は疑惑に過ぎないと後退させたという事実は有耶無耶にされている。忘れもしないが、小泉訪朝の日、帰宅する為駅を下りたら、駅前で共産党議員が北朝鮮批判演説をやっていて、仕事帰りの人たちが皆白々しい眼を向けて通り過ぎていった。サラリーマン風の男が「恥を知れ!」と怒鳴ったのだが、あの空虚感は何だったのだろうか。共産党の化けの皮を間近に見た瞬間であった。

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2018年12月10日Mon [03:52] ドイツ  

ドイツ式GK技術革新



当たり前かもしれんが、普通に技術書だった。GK大国というと、今はドイツよりもベルギーといった観はあるのだが、サッカーのコーチ留学と言えば大抵はドイツである。ケルン体育大はサッカー界でのルムンバ大学といったところで、世界各国のコーチが学んだ名門というイメージなのだが、サッカーで学位が取れるという大学が他には無いということなのかもしれん。宮本ツネが留学したFIFA大はコーチ養成機関ではないみたいだし、バルセロナのクライフ国際大は名前だけは聞くが、実際にはどういう大学なのかよく分からん。ノイアーみたいなスタイルがドイツで主流ということでもなく、ノイアーだから前に出れるということなのだと思うが、現役選手ながら日本代表GKコーチでもあったハーフナー父はイギータとかチラベルトみたいなGKはヨーロッパではGKとして認められないなんて事を言ってたな。

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2018年12月10日Mon [03:37] 米国  

メタリ子生活帳



ブログ本らしい。年齢不詳だが、デフ・レパード、アイアンメイデン、メタリカ辺りとすると、それなりの世代か。ただ、デフ・レパードは知らんが、メイデンとかメタリカは今でもスタジアムクラスだから、若い人にもファン層が広がっているのだろう。日本で男メタルはそれほど迫害されている印象はないのだが、女メタルは珍獣扱いなのか。それでもって、渡米して、アメリカ人メタルと結婚してイエーイという話なのだが、メタラーが長髪というお約束はもうないんじゃないの。バンドもファンも高齢化しているので、物理的に不可能というのはあるのだが、だからと言ってスキンヘッドにしてしまうのはあまり感心しないものである。バンT必着というのも昔は無かったと思うが、今はユニフォームみたいになっていて、反制服世代はちょっと違和感。ベビメタも登場させているのは迎合したからではなく、それで復帰する人に敬意を示したからみたいだが、たしかに客層はそんな感じではある。

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