日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理: 中国から帰化して驚いた フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判日本にはびこる「トンデモ左翼」の病理: 中国から帰化して驚いた フォロワー18万人のツイッターで大反響のリベラル批判
石 平

徳間書店 2016-09-29
売り上げランキング : 108221

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アマゾンで、22評価全て5星すげえな。心底嫌われているのは中国ではなく、おかしな左翼なんだろうな。。たしかにRTしたくなるようなツイートばかりなんだけど、この人のは正論過ぎるし、フォロワー応援団が並みの数でないから、絡んでくる界隈は少ないのか。嫌中は日本人が中国人を侮蔑しているという中国の前提に従う人たちにとっては石平の様な存在は説明がつかなくなる訳だが、中国人が日本に帰化したら戦争責任を背負わなくてはならなくなるのかという高市早苗だったかの疑問にも通ずることになる。選挙で終わらせることにできる独裁は独裁ではないというのは言い得て妙だけど、政権も憲法改正も過半数以上の支持率がある現実が民意でないとすると、独裁政権が情報を統制し、言論を弾圧しているとしなければならなくなるか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月07日Sun [06:25] 中国  

蚕糸と現代中国

蚕糸と現代中国 (プリミエ・コレクション)蚕糸と現代中国 (プリミエ・コレクション)
倪 卉

京都大学学術出版会 2016-04-08
売り上げランキング : 1535482

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


これも京大プリミエ・コレクション。常に名前の読み方を聞かれそうなお方。女性の様だが、吉田寮住民だったとのこと。これで経済学博士だが、例によって現在は現在は語学教員か。北京の人だが、中国の蚕糸産業はほとんど南方なんだな。「シルクロード」は交易ルートであって、産地ではないのだが。そんでもって、地元語通訳を携えての現地調査。満鉄調査なども読み込んでいるみたいで、この辺の日本の調査蓄積はバカにならない。昔は中国の土産定番としてシルク製品があったのだが、あれも「シルクロード」の影響力であったのだろうな。それと関係あるわけではなかろうが、一度一元化した蚕糸産業を自由化したところ生産が大きく減少し、今は回復期にあるという。労働集約型の限界もあろうが、品質、資源の低下は避けられなかったのだろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月06日Sat [07:07] 中国  

金融e時代

金融e時代金融e時代
万 建華

東洋経済新報社 2017-04-07
売り上げランキング : 274604

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


銀聯初代総裁。招商銀行副頭取時代に始めたものだそうだが、招商銀行は蛇口で開業した頃か。93年当時は私もあの辺にいたが、ATMが大変珍しかったということでもなかった様な。農業銀行のカードを持っていた記憶があるのだが、給料用の多額の現金引き出しは面倒で、香港からの人民元現ナマ輸送に切り替えたことがあったな。工商銀行だと人目につかない昼休みの時間を指定されて、現金を取りに行くのだが、ふと誰もいないカウンターの向こうを覗くと、自分の持ち場で女子行員が皆横になって爆睡中であった光景が今でも忘れられん。のどかな時代ではああった。工員の給料は現金鉄則だったけど、今ではそんなところもないのかな。中国でキャッシュレス時代が進んだのも、偽札とか、汚札の問題が深刻だったこともあるんじゃないかな。現金はビニール袋にいれて持ち歩くのが常識だったりもしたのだが、スマホがニセモノでも中のカネがニセモノということにはならんのか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月05日Fri [05:44] 中国  

中国とビジネスをするための鉄則55

中国とビジネスをするための鉄則55 (アルク はたらく×英語シリーズ)中国とビジネスをするための鉄則55 (アルク はたらく×英語シリーズ)
吉村 章

アルク 2017-03-17
売り上げランキング : 115369

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アルク はたらく×英語シリーズ。これまでの巻はベトナムとか非英語圏でも英語ビジネス前提であったのだが、今回は英語は全くゼロだ。著者も英語の人ではないし、中国屋でもない。台湾に住んでいたことがあるが、たしか中国には住んだ事がない人だったと思う。20年前の中国通みたいな話ばかりで、関係ない中国ではなく、せめて台湾編の担当にすれば良かったのにと思う。食事の席ではコミュニケーションを取るために、おしぼりをマイクにして、中国人が知っている「北国の春」とか「昴」を歌うとウケるとかしているのだが、そんな歌知っている中国人は幹部クラスでも残っているのかな。ていうか日本人の現役クラスも知らんだろう。中国人の習慣も別に普遍でもなければ不変でもないので、日本に来た時は日本式で良いんじゃないの。それこそ英語使いの方が中立で良いと思う。もう「中国ビジネス」は中国通が独占する時代ではないし、妙なルールから解放してやっても良かろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月04日Thu [05:54] 中国  

常識ではあり得ない中国の裏側

常識ではあり得ない中国の裏側常識ではあり得ない中国の裏側
陳 破空

ビジネス社 2016-12-22
売り上げランキング : 178370

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


米国の石平みたいな存在なのだが、日本でも唐人テレビが売り込んでいるのか。法輪功系は太平天国みたいなものなのだが、これが現時点での最大の反政府勢力のうちは中国共産党も安泰という訳か。トランプ時代になって、活動家人士も中国というだけでは滞在も難しくなってくるだろうし、人権ネタはもう取引材料にしないかもしれん。これからは安保第一になろうが、この方面にどこまで法輪功が食い込んでいるかが勝負になるか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月03日Wed [04:49] 中国  

「南京事件」を調査せよ

「南京事件」を調査せよ「南京事件」を調査せよ
清水 潔

文藝春秋 2016-08-25
売り上げランキング : 22411

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


文春だったのか。鈴木明の『「南京大虐殺」のまぼろし』も文春で、鈴木はTBSだったし、「調査報道」を標榜していたのだから、文春が対論の場を提供したのか、扶桑社の「日本会議の研究」みたいにターゲットとして狙われたのかは分からん。番組は観ていないので何とも言えないのだが、南京の話ではなく、サブリミナル効果的に挿入される安倍政権がしているとされる報道弾圧の件がメインであることは分かった。南京はあくまでもダシに過ぎず、その意味では悪質である。完全な「まぼろし派」などは自民党議員でもいないだろうし、争点は中国共産党のプロパガンダであるのが、日本人は中国人を侮蔑しているから、中国を侵略し、中国人を虐殺したのだという教科書通りの論理を下手な演出付きで結論付けている。伏線があるお茶をこぼして云々の話は角栄の「迷惑発言」に通じさせたのだろうが、結局、日本人の贖罪意識の喚起で、日本の対中国軍事策を封じようとしている。反アベは結構だが、中国共産党と組むのだけはやめてくれ。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月30日Sun [06:06] 中国  

清朝の興亡と中華のゆくえ

叢書「東アジアの近現代史」 第1巻 清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ (叢書東アジアの近現代史)叢書「東アジアの近現代史」 第1巻 清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ (叢書東アジアの近現代史)
岡本 隆司

講談社 2017-03-22
売り上げランキング : 45085

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


叢書「東アジアの近現代史」 の第1巻として気合が入ったそうだが、あとがきの日付が去年の4月。ということは先に出た2冊の著書より前に仕上げていたのか。気合が入って締め切り守ったのに、第二巻以降の人の遅れに付き合わされたのかな。第2巻以降はまだ仮題だそう。締めの巻の編者にも竹島問題の池内敏(遅延芸の東大教授ではない)と名を連ねており、「台湾と琉球からのまなざし」という仮題なのだが、たぶん総論として執筆陣全員集合なのだろう。中共は清朝期の版図を引き継ぐとしているので、モンゴルやシベリアなど一部修正もあるが、現在の民族問題の根本は清朝期にあると言ってもよかろう。異民族支配というのが革命の論理であったことは間違いないのだが、その革命を受け継いだはずの中共が清朝の民族政策を受け継ぐというのだから矛盾が生じるのは必然である。中華民族という担保上、清朝の脱民族性を図らなければならない立場としては日本は抗日戦争の枠組みで利用できるが、満洲国は煮ても焼いても食えない遺物であろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月29日Sat [05:58] 中国  

96人の人物で知る中国の歴史

96人の人物で知る中国の歴史96人の人物で知る中国の歴史
ヴィクター・H・メア 大間知知子

原書房 2017-02-22
売り上げランキング : 775692

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


洋物。ペンシルヴェニア大教授中国文学教授と、大英帝国中国部門責任者にカナダ在住の中国人(と思われる)。米、英、加の合作となるのだろうか。歴史系の人たちなので、清朝以降は6人だけ。秋瑾も加えれば7人だが、その前は西太后である。6人は孫文、魯迅、蒋介石、胡適、毛沢東、鄧小平だが、秋瑾と胡適を入れるなら、他に人選がある様な気もする。ただ、中共公認人選であろうから、溥儀とか陳独秀、江青、李登輝はダメだろうし、周恩来はトップになった訳ではない(それは鄧小平も同じだが)、秋瑾は女性枠、胡適は学術枠と西洋枠か。モンゴルとの間でチンギス・カン中国人論争などもあったが、クビライ・カンがリスト入り。毛沢東の母親が客家人というのは知らんかった。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月28日Fri [05:54] 中国  

中国の論理

中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書)中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書)
岡本 隆司

中央公論新社 2016-08-18
売り上げランキング : 12492

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


次の講談社からの叢書もスタンバイしているので、こちらの方を先に読む。中国・中国人が好きか嫌いかと聞かれれば、嫌いだと言い切ってしまうのはスゴイな。おもしろうかつまらないかでは前者というフォローはあるのだが、これは経験則ではなく、印象論なのかな。それでいて嫌中本を批判しているのだから訳分からんが、汝の敵を知るという姿勢の方が的を射ることも多い。中国が本当に中庸なのか私も判断がつかないけど、中庸だからこそ神秘主義は育たないというのはあろう。ローマ法王の権威を認め、プロテスタントの宣教師を入れたとしても、中国化しない限り大衆化しないだろうし、中国共産党が「インターナショナル」に隷属ていれば、今も政権を担っていることは無い。言うなれば中国の論理こそが絶対権威であり、不可侵であるのだが、それが特定の明文化されたものではないが故、中国の論理はご都合主義の粋を超えないのである。「中国の夢」をどう解釈するかは習近平なり、中国共産党が決めることであり、日本の論理がその対抗軸として置かれることは無い。つまりは対等な話し合いというものは成立しないのだが、日本が米国の従属国家だとしている人たちは中国には何で中国には従属しないと思えるんだろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月26日Wed [06:02] 中国  

「トランプ大統領」から始まる中国大乱

「トランプ大統領」から始まる中国大乱「トランプ大統領」から始まる中国大乱
黄 文雄 石 平

徳間書店 2016-12-22
売り上げランキング : 231755

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


前の本で石平と黄文雄の対談本ってあったかなと書いたのだが、私が黄文雄本を外しているだけで、何回か共演があるんだな。同僚でもあったし、同じ日本国籍者でもあるのだが、石平が中共限定の中国嫌いに対して、黄文雄が大陸は全部嫌いという攻撃範囲の違いがあるように思っていた。その印象が変わることは無いのだが、石平は黄文雄の言うところの中国人と台湾人は別人種という概念は受け入れているのであろうか。台湾独立には反対はしないが積極的賛成ということはなかろう。中国大乱は中共崩壊の第一歩という希望的観測があるのではなかろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月25日Tue [06:32] 中国  

日本人と中国人

日本人と中国人――“同文同種”と思いこむ危険 (祥伝社新書)日本人と中国人――“同文同種”と思いこむ危険 (祥伝社新書)
陳舜臣

祥伝社 2016-11-10
売り上げランキング : 15557

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


大昔に読んだような気もするのだが、新装版で新書に入ったので。大手出版社の編集者が会社を辞めざるを得なくなり、新しい出版社を立ち上げたので、その応援で出した本とのことだが、祥伝社はカッパの労働争議で退社した人たちが作った会社なのか。イザヤ・ベンダサンの同タイトルも同時期に同じ新書で復刊させているけど、混同されないかな。ただ、陳舜臣はイザヤ・ベンダサン(正体は当然知っていたはず)をかなり引用していて、どっちがメインか分からんがセット販売にはなろう。今読むと、フツーの「中国通」みないなものなのだが、竹のカーテンの当時では貴重な啓蒙書ではあったのだろう。邱永漢を揶揄している気もするが、気のせいか。陳舜臣の父親はゴア、ティモール、マカオを経て神戸に定住とあるのだが、これは普通の台湾人とは違うのではないか。陳舜臣が印度語学科に進んだのも、その関係かもしれんが、ゴアからティモール、マカオはポルトガル繋がりだけど、華僑だと宣教師とか通訳とかしたでないと、こういう流れはないんじゃないかな。まあこの辺は「全身小説家」と見る方が無難であろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年04月23日Sun [06:34] 中国  

中国人の「財布の中身」

中国人の「財布の中身」 (詩想社新書)中国人の「財布の中身」 (詩想社新書)
青樹明子 発行詩想社 発売星雲社

星雲社 2016-09-17
売り上げランキング : 307023

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


星雲社コードの新書は珍しいが、日本文芸社の編集の人がやっているのか。評価はともかく名前がある作家を起用した堅実路線。中国人話も売れ線だから採用されたのだろうけど、新潮新書で出したばかりのネタ切れの人だから、失敗している様な。鳩山とか、榊原のもあるが、この著者は親父さんの関係なのだろうか。著者の移住は95年で、まだ清貧思想の残滓があった時代だから、個人的には当時への懐古趣味があるのだが、日本の空気が「嫌中」にベクトルが向いてきたのは、日本人が中国の変化を理解していないからだという中国式の思い込みからは自由ではない様だ。今や日本人が中国人を貧乏だとかダサいとかのステレオタイプでくくっている時代ではないのだから、殊更、中国人の一般層は金持ちで爆買いし、景気が良いので給料も良いとか強調する必要はないと思うんだけどな。それも日本人の中国人に対する偏見を払拭したいという親心なのだろうけど、日本も中国も互いの不信感は人ではなく政府なのだから、むしろ日本人と中国人で共通する社会問題を取り上げた方が良い。財布だけで中国人を判断するのもまた新たな偏見に繋がっていく。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑