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アメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさいアメリカも中国も韓国も反省して日本を見習いなさい
ジェイソン・モーガン

扶桑社 2018-07-01
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でもって、日本を見習えと言っているアメリカ人もいるのだが、何か前著のワニブックス新書よりモラロジ臭が漂っている様な。本人はカトリックで、プロテスタントと違って日本文化との親和性はあるのだが、この辺に普遍を求めると、米中韓の啓蒙主義対自然主義の戦いみたいになってくる。傲慢vs謙虚というキャプも付いているのだが、傲慢な正義などなくて、謙虚であってこそ正義ではあろう。同じ土俵には上がりたくないが、反論すべきところは反論するという姿勢で良いと思うのだが。

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2018年09月11日Tue [05:35] 米国  

NO-NO BOY

NO‐NO BOY 日系人強制収容と闘った父の記録NO‐NO BOY 日系人強制収容と闘った父の記録
川手 晴雄

KADOKAWA 2018-06-22
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これも元は自費ものだったらしいが、角川が大抜擢したのだろうか。書い直して角川に編集してもらったというから、角川でも事実上、自費だったのかもしれん。シニア左翼の人みたいだが、アンポつぶせなんてまだやっているのか。アベ死ねに移行したのかもしれんが、編集が入ったせいななのか内容自体には特に政治臭はない。著者の父がノーノー・ボーイだったそうで、言わばルーツものだが、戦後GHQに雇われるも、戦時中の反米活動を理由にクビになったらしい。ただ、アメリカ志向は変わらず、シェルに職を得て以降ほとんどアメリカ人の生活だったという。それだけ当時の高給取りであったということだが、ノー・ノー・ボーイの多くがアメリカに帰る道を選んだのに対して、日本に残ったのは帰れない理由があったというよりも、日本でドル貴族の生活を送った方がマシであったからなのかもしれん。

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2018年09月09日Sun [06:50] 米国  

ウォー・ギルト・プログラム

ウォー・ギルト・プログラム: GHQ情報教育政策の実像ウォー・ギルト・プログラム: GHQ情報教育政策の実像
賀茂 道子

法政大学出版局 2018-08-10
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このタイトルだと、育鵬社辺りの本かと思ってしまうが、法政大学出版の博論もの。ダイジェスト版をパヨクもネトウヨもツイートしていることからも分かる通り、どっちとも取れる。WGPであって、WGIPではない。つまる宣伝工作ではなく、よって洗脳などなかったというパの主張にも使えるし、GHQが日本の加害者意識を持たせて、アメリカを免責したというネの主張にも沿う。著者はそうした党派性とは関係なく淡々と史料を分析していっているだけなのだが、パの人たちがWGIPに過剰に反応するのもGHQが当時の日本にしたことと連中が今の日本にしようろしていることが同じだからなのかな。

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2018年09月04日Tue [04:42] 米国  

開かれた図書館とは

開かれた図書館とはアメリカ公立図書館と開架制開かれた図書館とはアメリカ公立図書館と開架制
川崎 良孝

京都図書館情報学研究会 2018-07-01
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安定の京都図書館情報学研究会本だが、アマゾンに書影がアップロードされているのは初めて見たかも。いつもの通りのアメリカ図書館ものなので、いつもの翻訳ものかと思ったのだが、中の人の川崎良孝自身による単著だったのか。半分くらい読んでも全く気づかなかったの、著者の翻訳本を何冊も読んでいるからかもしれんが、日本の図書館との比較が入ったりとか、コラム的息抜きは入ったりといったことが一切なく、淡々と19世紀アメリカの図書館開架制について書いているので、ネタ本を準えている様にも。開架制で問題になったが盗本というのは想像に難くはないのだが、貸出有料制は結構実施している国が多い。日本の図書館でも開架制が一般的になったのは戦後みたいだが、そこはGHQの意向があった様だ。

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2018年09月02日Sun [05:03] 米国  

失われゆく日本

失われゆく日本: 黒船時代の技法で撮る失われゆく日本: 黒船時代の技法で撮る
エバレット ケネディ ブラウン

小学館 2018-08-03
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日本在住30年のアメリカ人写真家らしい。在日外国人業界については本でもリアルでも情報を蓄積しているが、知らん人だな。何でもペリー来航時に同行した写真家の子孫だそうで、日本に住むのも因縁なのだとか。アマゾン絶賛レビューが結構付いているが、推薦の松岡正剛効果なのかな。訳者のクレジットは無いので原文日本語なのだろうけど、全く外国人感のしない文体。もちろん編集が入っている訳だが、最近の日本人は伝統的な日本のココロを失っているみたいな話が続く。古い慣習には囚われない若者には期待しているというのは古今東西の年寄りによる若者ダメ出しと捉えられたくなかったからなのかな。

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2018年09月01日Sat [05:35] 米国  

火星からの侵略

火星からの侵略―パニックの心理学的研究火星からの侵略―パニックの心理学的研究
ハドリー・キャントリル 高橋 祥友

金剛出版 2017-11-27
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原著初版は1940年で、底本は2008年の改訂版とのこと。そう例のオーソン・ウェルズを一躍有名にしたラジオドラマの話。今でも伝説として語り継がれている訳だから、当時のアメリカでは一大事件であり、この様な学術的分析本も出たということ。80年前のアメリカの調査であるから、当然ではあるのだが、あの放送を信じてパニックになった人たちの教育程度が焦点となっている。学歴の高い知的な人たちはフィクションであることがすぐ分かった(もちろん例はいる)ということだが、新聞も満足に読めない層はラジオの影響力は高いという前提で調査されたのであろう。バグルスではないが、ラジオの時代からテレビの時代、そして現代のネット時代、SNS時代と来るわけだが、ネットde真実の人は教育程度が低いとか、結局同じことやってるな。

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2018年08月31日Fri [04:39] 米国  

図説呪われたアメリカの歴史

図説呪われたアメリカの歴史図説呪われたアメリカの歴史
キーロン・コノリー 内田智穂子

原書房 2018-04-23
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左翼系の本かなと思ったのだが、原書房だし、「リベラル」でもなく、著者はイギリス人(アイルランド人かも)の図説本ライターの様だ。原題は血塗られた歴史だけど、Bloodyはイギリスの定番タイトルだから、それほど深い意味は無いのだろう。インディアンの連れ去られた白人の少女とかを悲劇的に書いているが、有名な「奇妙な果実」の写真もある。イギリス人眼線でアメリカの野蛮さを捉えている様な感じ。南北戦争の分断が形を変えて現在も続いているのがアメリカではあるのだが、アメリカのおかげでイギリスも現在の地位に留まれているというところもあるので、英米は愛憎半ばした関係なのだろう。

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2018年08月30日Thu [04:43] 米国  

米朝「偶発」戦争 

米朝「偶発」戦争 孤立する日本の平和憲法米朝「偶発」戦争 孤立する日本の平和憲法
日高 義樹

PHP研究所 2018-02-17
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もう80超えているのだが、この人の出版ペースもスゴイな。長谷川慶太郎の粋に達するのだろうか。今になっては米朝首脳会談とは何だったのだという話になるから、この本が出たと結局振り出しに戻った感じ。米朝偶発よりも米中偶発がありそうな気がするが、失うものはない、視野狭窄という点では北朝鮮か。日高義樹はキッシンジャーに昔何回かインタビューしたことがあるが自慢なのか分からんが、自分の傾向との矛盾は無いんかな。トランプが戦争命令を出したところで、軍人が忠誠を誓うかというと、どうもそれは怪しいらしい。それは習近平でも同じではあるのだが。

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2018年08月29日Wed [04:27] 米国  

文化戦争 

文化戦争: やわらかいプロパガンダがあなたを支配する文化戦争: やわらかいプロパガンダがあなたを支配する
ネイトー・トンプソン 大沢 章子

春秋社 2018-03-23
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アメリカだからということもないのだが、プロパガンダは保守、資本の側の権力から大衆を利益誘導する装置というのが前提となっている。今のポリコレ叩き、反メディアはそうした前提に対する反動ではないかという気がするのだが、表現規制が保守の専売特許と見るのは伝統的宗教規範が支配的であるからであろう。そういった基盤のない日本では逆にリベラルを自認する勢力の方が表現規制的であり、その規範は往々にして欧米から輸入されたものである。幾ら日本会議を権力に仕立てたところで、その実態が実感を伴わないものである以上、「リベラル」が提示する表現規制の方が権力的に感ずるのである。

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2018年08月27日Mon [04:59] 米国  

アメリカ大統領の権限とその限界 

アメリカ大統領の権限とその限界アメリカ大統領の権限とその限界
東京財団政策研究所

日本評論社 2018-05-22
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東京財団と日本評論社という組み合わせはちょっと違うような気もするのだが、そうでもないのか。久保文明、阿川尚之はアメリカ学のビッグネームだから、党派性は超越しているか。幾ら安倍が独裁だヒトラーだと叫んだところで、日本は大統領制でもないし、首相公選制でもない。その権限はタカが知れたものだが、議会解散権という魔法の一手はあるか。最もそれも支持率が高い時に行使できるもので、支持率が低ければ自分で辞めるしかない。アメリカや韓国の様に鶴の一声で決められるものではない。首相の権限を引き上げるという動きもないので、トランプと同一視しても始まらん。

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2018年08月23日Thu [05:43] 米国  

レッドカード

レッドカード: 汚職のワールドカップレッドカード: 汚職のワールドカップ
ケン ベンシンガー Ken Bensinger

早川書房 2018-07-05
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昨日読んだサッカー本の詳細版みたいなの。BuzzFeedで調査報道している人だそうで、これが初の著書とのこと。アメリカ製なので、くどい、長いのノンフィクション。アメリカは本もお得用ではないと売れないから、このくらいのページ数にはなるか。FIFAのダラ理事連中は訴追はされて、事件にはなったのだが、追求側も追求側でやはり権力闘争、利益供与が関係しているのではないんかな。流れから言うと、アメリカは18年にイングランドを支持する見返りとして、22年に自国開催を目論んでいたのだが、ロシア、カタールの賄賂攻勢で陥落した自国会長が北米カリブ海会長と組んで、最有力のイングランドを得票最下位にしてしまったという事件。リークも何もイングランド側に直接頼まれた著者がスクープするというもの。だから、サッカー宗主国が後進国の理事を征伐するという図式なのだが、それも利権が絡んでいるとなると何ともだなあ。

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2018年08月21日Tue [04:33] 米国  

リベラルに支配されたアメリカの末路

リベラルに支配されたアメリカの末路 - 日本人愛国者への警告 - (ワニブックスPLUS新書)リベラルに支配されたアメリカの末路 - 日本人愛国者への警告 - (ワニブックスPLUS新書)
ジェイソン・モーガン

ワニブックス 2018-02-08
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ケントやテキサス親父の様な芸人枠ではなく、学者枠になるんかな。まず「リベラル」の概念が日本のそれとは違うのだが、アメリカだと、安倍はリベラルで、日本の「リベラル」は左翼過激派。著者はアメリカの保守tというか伝統主義者といった立ち位置で、日本では左右のリトマス試験紙が憲法9条だとすると、アメリカはプロチョイス、プロライフである。当然著者は反対派であるのだが、日本では争点になっていないのに、日本の中絶受容はGHQの陰謀(米兵と日本人女性の子どもを産ませず、人口を増やさないことで工業を回復させない)であると火をつけようとしている。日本歴史上最大の罪人を許せないというから、誰かと思ったら美濃部達吉。国家主義者が天皇を乗っ取った結果、戦争になったとのこと。プロテスタント、マルクス主義といった啓蒙主義の限界は露呈されているのだが、かといって、神話の世界に戻ることはできないのだから、折り合いをつけていくしかないか。

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