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2013年02月24日Sun [00:41] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

毛沢東が神棚から下りる日

毛沢東が神棚から下りる日: 中国民主化のゆくえ毛沢東が神棚から下りる日: 中国民主化のゆくえ
堀江 義人

平凡社 2013-01-22
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著者は元朝日チャイスクの人らしい。前著のチベット本はどんなものだったか忘れたので、感想を読み直してみたのだが、ハンすーいんと同じ目線のものだったか。となると、それから進歩したということにはなろうが、中央や対日関係、といった「核心的利益」に批判を加えるものものではないので、中国が今後大国として定着するにタブーを解かざるを得ないであろう「民主化」「文革」「天安門」といったところの露払い。著者の現役時代はこれらが民衆にとって重要なイシューであったかとは思うが、今の若い人たちにとってはもっと現実的な腐敗、格差といったものが重要であって、天安門はもちろん文革も、今の日本人が全共闘に感じる様な冷めた見方をしているのではないかな。つめり現代の問題とそれらがどう繋がるのかということであって、その点ではあまりまとまりがないものとなっている。民主も実のところ、徳先生から徳野郎くらいに格下げされている訳で、新左派もそうした文脈で台頭しててきたと見てよいのではなかろうか。

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