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2012年10月07日Sun [02:01] イギリス | 本・雑誌 |読書メモ  

けっこう笑えるイギリス人

けっこう笑えるイギリス人けっこう笑えるイギリス人
山形 優子 フットマン

講談社 2012-06-12
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在英30年のフリーライターとのことだが、これが初の著書なのか。他に何を書いているのか検索してもブログすらヒットしないのだが、今年の五輪商戦で版元も次のデュランを探していたのかもしれん。しかし、タイトル倒しで、笑える箇所など皆無であり、旧態依然した在英日本人によるいつもの日本説教本だった。日本人は個性がないとか、英国は多様性があるとかは結構なんだけど、何でまあ、こんなに在李日本人の書くものって同じパターンばかりなのかな。最初に英国人は不潔だとかかましているのは、英国礼賛一辺倒ではありませんよというアリバイみたいなもので、どうでもいい英国の日本人ムラ社会の悪口とか、自分は現地に溶け込んで日本人とは一線を画しているというつもりが自爆している。特に若い世代の現地日本人が気に入らないみたいで、自分はイギリス人らしく美しく年をとるという訳にはいかなかった様だ。英国の暴動は若者が外向きで、内向きの日本の「引きこもりくん」よりマシとかになるともう救いようがない。30年外国に住んでいる人間が日本に帰って電車に乗るたびに飛び込み自殺に遭遇するというのも信じられん。20年以上通勤通学で乗っている私は一度も無いのに。結局、イギリスのメディアで報じられる日本と自分が同一視されるのが不満なのだろう。差別ネタは黒人から受けたという一箇所だけなのだが、これも差別されている黒人がアジア人を差別するのと同じで、在英日本人が優越感を得られるのは日本の日本人だけということということか。日本人が日本人をこき下ろすことに関しては人種差別にならないということもあるのだろうが、純ジャパから見ればこういう人たちは哀れに見えるね。英国人男性は日本人男性みたいに清潔でないがスマートに見えるとか、英国人男性だけは礼賛一本なのだけど、英国人と結婚したことが優越感の拠り所になっているのだから仕方ないか。実際は周囲に「人形妻」扱いされていたんだろうけど、そういう部分は噛み殺してるんだろうね。

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