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2012年09月17日Mon [00:56] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

「生活の芸術」と周作人

「生活の芸術」と周作人―中国のデカダンス=モダニティ「生活の芸術」と周作人―中国のデカダンス=モダニティ
伊藤 徳也

勉誠出版 2012-04
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今日も中国本は情勢と関連付けてしまうのだが、周作人は日貨排斥を強烈に批判し、それが国家主義の立場からとしても、社会主義の立場からだとしても、軍国主義の方がマシと書いたらしい。当時は日本人妻を娶ることは今みたいな「復讐」として中国人の溜飲を下げるものではなく、オンナはモノ扱いの時代だから、直接的利害関係にあったのだろうが、あの暴徒たちが社会主義を名目にした国家主義から日本車を破壊したとしても、「日本軍国主義」が傷つくことはないということで、周作人もあの世で苦笑しているところだろう。ちょっと思ったのは周作人にしても魯迅にしても、日本に対して普通に入れ込むことができたのは、日本人女性と関係を持てたからではないかということ。それは孫文とかおそらくハンサムであった周恩来などもそうかもしれんが、よく言われる反日になって帰国っておうのはその辺が分岐点になるんじゃないかな。それぞれ相手国女性からの評判という点では圧倒的に日本人男性の方が分が悪いんだろうけど、現実的には日本にいる中国人男性が日本人女性と付きあえるケースって少ない様に思える。

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