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2012年05月22日Tue [02:05] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

入門中国思想史

入門 中国思想史入門 中国思想史
井ノ口哲也

勁草書房 2012-04-23
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最初から講義様テキストに特化したものらしい。その為に13章にしたという気の使い様だが、著者は学芸大教員ということで、内容以上に運用に拘ったのかもしれん。中国も私の様な「現代派」は古代には全く興味が無く、三国志から入った古代派は現代の中国には幻滅するだけで眼中なしというのが多いかと思う。さすがに教員はそうも言っていられないので、古代も現代もオールマイティに対処しなければならないのだが、辛亥革命以降のラスト2章は思想というか歴史になっている。現代中国の思想といえば毛沢東一色の時代が長く、現在でも公式的にはそれが続いてはいるのだが、古代が専門の著者にとってはこれは全く興味の対象外である様だ。日本でも毛沢東思想が孔子とか朱子学以上の影響力を誇った時代が確かにあったのだが、著者の年代では実感としてそんな記憶がある訳も無く、むしろその時代の精神を引きずっていた教師を反面教師としたクチであろう。

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2012/05/22 20:19:54[]