2012年02月17日Fri [01:31] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

中国への多角的アプローチ

中国への多角的アプローチ (中央大学政策文化総合研究所研究叢書)中国への多角的アプローチ (中央大学政策文化総合研究所研究叢書)
斎藤 道彦

中央大学出版部 2012-01
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中央大学出版部の中央大学政策文化総合研究所研究叢書というもので、執筆陣は全員研究員で中央大教授か准教授で、一人准研究員の博士過程の帰化っぽい人という面々。多角的アプローチというのも何か苦肉なタイトルで、実際は執筆者の研究テーマが中国でもバラバラだったからといった気も。現代ものがなくて近世に集中しているのも、それが無難だからという訳でもないのだろうが、それではバランスが取れないと思ったのか、最後の人が無理やりのやっつけ仕事みたいに、近年の経済を振り返るみたいなことをしている。ただの史料解読というか翻訳だけの人もいるし、あまり面白いものはなかったのだが、深町英夫の新生活運動と准研究員の毛沢東は多党制を認めなかったのかという論考はまあまあ。水谷尚子さんとかは関係者でもやはり入れて貰えなかったのかな。さすがにここにウィグルの話とか混じったら却下かもしれんが。最近でこそ早稲田と慶應が中国でも知られる様にはなっているけど、その昔、中国では日本の一番良い大学は日本大学か中央大学という説が実しやかに出回っていたとかいう話を思い出した。

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