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2011年10月27日Thu [00:12] 韓国 | 本・雑誌 |読書メモ  

サムスンの決定はなぜ世界一速いのか

サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)サムスンの決定はなぜ世界一速いのか (角川oneテーマ21)
吉川 良三

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-04-09
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著者は日立と日本鋼管でCADの開発担当の後サムスンに役員待遇で移った人らしい。今は東大のものづくり研究センター所属とのことだが、韓国を見習って、日本のガラパゴスを批判し、トップダウン、BOPに特化した簡素なものづくりをしろと啓蒙。まあ韓国に阿って技術を流出させ、更には伝統的な職人術、開発意識まで葬りさせようという三橋貴明などからみたら、とんでもない国賊ということになるのだが、例によって、サムスン=韓国脳。それ自体は間違っていないのだが、韓国の場合、「先富論」というより、「占富論」。国外に特化している訳ではない日本の企業文化にはそぐわない。技術ではなく販売力で勝負する体質では韓国内のライバルは国策で淘汰できても、中国でもインドでも直に追いつかれる訳で、その為にもより付加価値のある高収益製品で勝負していかなくてはならない。そうした瀬戸際にあるサムスンにとって日本メーカーは未だに目の上のたんこぶであることには変わりは無いということで、サムスン一社がメードインジャパン同等のブランド価値を手に入れるのは、日本メーカーに取って代わらなくてはならないというゼロサムゲームか。日本を韓国化させ、韓国は日本化する。そんな作戦なのかな。

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