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アジア研究の来歴と展望 (岩波講座 東アジア近現代通史 別巻)アジア研究の来歴と展望 (岩波講座 東アジア近現代通史 別巻)
和田 春樹

岩波書店 2011-09-30
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別巻なんて出したのか。普通は資料編とかいって電話帳視たいのを出すんだろうけど、それではつまらんし、今時、研究者のアンチョコにもならんので、各専門の大御所へのインタビューとそれまでの巻に収めきれんかった様なブックガイド的なのを何本か収録。インタビューの方はこの前平凡社から出た中国研究関連のパクリみたいだが、野村浩一はこっちにも登場。まあ戦争体験同様、冷戦に翻弄された研究者も時間切れが迫っているから、早いとこオラヒスしとかなくてはいかん訳だが、それは中国だけの話ではない。その意味では和田春樹なんてのはインタビュー側ではなく、される側で然るべきなんだけど、編集委員筆頭ということになっているから、最年少の川島真を従えて田中克彦へモンゴル研究関連を。この辺がよく分からん人選なのだが、朝鮮だったら自分に降りかかるし、中国だったら川島の独壇場になるし、ロシアはないし、ということでそれらの中間を取ってモンゴルなのか。田中克彦も過去に山村工作隊だった様な人間なのだが、専門がモンゴルということでうまく「改心」できたのだが、ロシアがダメなら北朝鮮、それがダメなら韓国の和田とは「スターリン主義」の筋が元々違ってたんだろうね。田中は楊海英の「墓標亡き草原」にも言及しているのだが。これは和田への皮肉なのかなあ。

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