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2011年09月14日Wed [02:55] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

現代中国「解体」新書

現代中国「解体」新書 (講談社現代新書)現代中国「解体」新書 (講談社現代新書)
梁過

講談社 2011-06-17
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聞いたことが無い著者名だったので、反体制ものかと思ったのだが、よくある中国「新語事典」系のものだった。著者は「北京の大学」を卒業して「東京の大学」で修士過程、中国の「大手マスコミ」に就職して、中国と日本を往復して取材という人。今もその「大手マスコミ」に属しているのかどうか分からんし、検索でも目ぼしいのはこの本くらいんなので、覆面でなければ非実在人物かと思われる。声をかけた日本人出版プロデューサーと協力ライターの名前は出てくるので、中国人の安い下請けか、中国語のネットかタネ本をいじくって仕上げたのかも。リャングオつうのは「両国」かなあ。いずれにしてもこの程度の内容で覆面にする必要もないと思うが、中国の「大手マスコミ」が副業を禁じているんかいな。それにしてもこの出版プロデューサーが上海で日本人と名乗っただけで、二十代の中国人に冷たい目を向けられたのガ、この本の企画のきっかけだと言うのだが、そんなことがあるのかなあ。冷たい目を向けられたのは別の理由じゃないの。反日運動家とか墳青だったら、日本人に対して冷たい目を向けるより、興味津々だろうし、ましてや「敵」の日本人男性ではなく「味方」とか思われている日本人女性なのに。これって中国人は西洋人には優しいけど、日本人は差別するというよくある思い違いかな。中国人が日本人を評するその逆パターン同様、それは単なる被害妄想からくるステレオタイプであるのだが。そもそも何で中国人に冷たい目を向けられたから、日本でこんな本を作ろうと思うのかが分からん。中国で日本に関する本を企画しなければ「相互理解」にはならんのじゃないの。

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