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2011年08月23日Tue [14:41] コロンビア | 映画 |映画  

コロンビアを知るための60章

コロンビアを知るための60章 (エリア・スタディーズ90)コロンビアを知るための60章 (エリア・スタディーズ90)
二村 久則編著

明石書店 2011-06-29
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明石のことだから、ベネズエラの方が先に出るかと思ったのだが、チャべス・シンパの書き手でも起用してエラいことにでもなったのかな。いずれにしてもギアナ3国との共同はよしてほしいところだが、まずはコロンビア。この国も麻薬かゲリラかガルシア=マルケスかといった程度でしか本にはならず、早田氏のエスメラルダス本があるけど、それもC級ネタ本みたいなものだから、こういう総合ものが出てくるのは革命的。実際、コロンビアはかなりマトモな国に復活してきている様で、元々、あの辺では文化水準の高い国として知られていた訳だから、条件さえ整えば、周辺の新サヨクを新自由主義が置き去りにすることができるかもしれない。そんなこんなで満を持した刊行であるので、かなり力が入っている。コロンビアの佐野碩という章もあって、これは知らんかったのだが佐野はコロンビアでも3ヶ月程指導した経験があるらしい。手元に最近出た「現代メキシコを知るため60章」もあるのだが、パラパラめくってみたところ、佐野が27年間滞在したメキシコではその章どころか佐野の名前も見当たらない。1950年代にプロ選手だったという日系人の章もあるのだが、この人も初耳だ。朝鮮戦争に志願した為に代表からは外れたというのだが、まだ健在なのか。となると、南米の日系人選手としてはセルジオやホルへ・ヒラノなどよりずっと先駆者となるな。戦前に日本に留学したという画家もコロンビアを代表する人だそうで、意外にコロンビアと日本の繋がりは深い。あくまで自分の実感覚で異論があるかもしれんが、街角でチーノ口撃にあうことはコロンビアでは少なかった気がする。山間の黒人町に入って、これは言われるぞと緊張したら皆ニコニコだったりもした。海あいの黒人町では言われまくったが、全て向こうからの会話で逆にめったにお目にかかれないチーノと話たくて好奇心を抑えられないという感じもした。一度、カリかどっかで、これは中国人からもらった手紙なのだが、この住所は本当にあるのかと聞かれて、福州だかの漢字の住所を見せられたことがあったのだが、私は日本人で、中国人ではないので分からんねと言うと、ああそりゃそうだな。とあっさり引き下がって逆に驚いたこともあった。このパターンだと中国と日本は違うのかとかという風に「近隣諸国」ではなるのだが。

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