FC2ブログ
2011年05月22日Sun [01:37] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

現代中国経済論

現代中国経済論 (シリーズ・現代の世界経済)現代中国経済論 (シリーズ・現代の世界経済)
加藤 弘之 上原 一慶

ミネルヴァ書房 2011-04
売り上げランキング : 98611

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ミネルヴァのシリーズ・現代の世界経済ってヤツらしい。第一巻がアメリカで中国が第2巻か。何でも2004年に出たものがベースになっているらしく、これは読んだかどうか忘れたのだが、その時の内容はもう使えないので全面的に改めたらしい。それはそうだろう。このシリーズは大学学部生向けテキストなのだそうで、そっちの需要も7年前からは大幅に増えているんじゃないかな。ということで啓蒙から入る為、世の嫌中ムードを嘆き、それは無知から来るものだと決め付けているのだが、この情報化時代、下手な先生よりよっぽど中国のことをよく知っている学生さんがいあたりもすると思うし、北朝鮮じゃないんだから、実際に中国を見てきている学生さんも多いだろう。今はまた違うのかもしれないが、ちょっと前までは色んな本を読んで勉強している人とか、実際に中国に行って来た人の方が明らかに反中傾向が強かったのだが、これを無知と片付けてしまっては学生さんの反発を招くだけだと思う。むしろ世に嫌中ムードが流れていたり、中国脅威論系の本が溢れていたりした方が、実際に中国を見ることで考えを改めたり、読書も批判的に読むことができると思う。私が中国の反日も悪くないと思うのはそういうことだが、こういうことはあまり大学の先生が誘導することではなかろう。まあ経済論の入門テキストとしては完璧なので余計なことを書いたまでだが。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する