愛と欲望のフランス王列伝 (集英社新書) 八幡 和郎 集英社 2010-12-17 売り上げランキング : 113996 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この著者は色んなテーマの新書を各社から出しているのだが、元々ENA留学の通産官僚だったか。その点、フランス史はお手のものというか、タネ本へのアクセスはお手のものなのだろうけど、歴代の王をずらっと書き出して短い解説とコラムを加えるという形。たしか別口で出した日本の大名化何かの新書も同じスタイルだったと思う。大名もそうだがフランスの王も公式的には終っているので、その継承者二系統(ナポレオンの継承者がまだいたとは知らなかった)に現在に至る大統領、首相職までフォローしている。ロシアや韓国がフランスの大統領、首相棲み分け制を真似たとは知らなかった(だから韓国はアジアのフランスを自称しているのか)サルコジの後継として今、話題沸騰中のストロスカーンの名まで挙げている。王国時代についてはよう知らんので、やはり禿頭王、肥満王、怠惰王といった変な呼称が気になる。ハンカチ王子なんあkもそれに倣ったものなのだろうけど。
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