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2011年05月13日Fri [00:51] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

毛沢東 最後の革命 上・下

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上巻の方は大分前に読んでいたのだが、ようやく下巻を入手。タイトル通り文革ドキュメントでイギリスとスウェーデンの学者の共著。文革研究も中国では百花斉放とまではいかなくとも一時のタブー視する空気から大分自由に研究される方向にあるが、こうした硬質な本はまだまだ海外発。台湾から繁体字版、香港から簡体字版が出ているそうで、英語原書を底本としながらも人名の漢字表記に苦心することはなかった様だ。香港の簡体字版は指摘の通り、大陸観光客の「おみやげ」用なのだから、実際は大陸で読めないということもない。周恩来への厳しい評価も最近ではすっかり定説化してしまっているので、特に中共が気を揉むこともなかろう。むしろ絶対的「王」に忠実で権力に挑戦することがなかった忠臣周恩来を偉人として持ち上げている創価学会とかの方が気を揉んでいるかもしれない。珍宝島衝突事件が中国側の挑発であることを中国側が認めていたのは共産軍ではないが、盧溝橋から最近の尖閣まで中国の軍事作戦というものを今一度見直す必要も感じさせられる。

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