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2011年05月10日Tue [23:06] バングラデシュ | 本・雑誌 |読書メモ  

バングラデシュ経済がわかる本

成長著しい「次の新興国マーケット」 バングラデシュ経済がわかる本成長著しい「次の新興国マーケット」 バングラデシュ経済がわかる本
南谷 猛 浅井 宏 松尾範久

徳間書店 2011-03-29
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これは珍しいバングラデシュ経済本。世界第7位の人口を持ち、市場としてもチャイナプラスワンの生産基地としても有望なのに、あまりビジネス本を見かけないのはなぜだろう。そんな新興市場に目をつけたのが証券業界出身の著者3人なのだが、いずれも同志社の法、商、経済の出だという。業界の同窓会ででも知り合ったのだろうか。ということで、バングラデシュ株式市場の話が詳しいのだが、バングラデシュ株への投資はあまり食指が動かんな。何でも市場は近代化されておりドイツ銀行などは投資を推奨しているらしい。そんなバングラデシュ経済の中で例外的に日本でも有名なのはグラミン銀行である訳なのだが、この銀行とユヌス総裁の評判が日本および世界とバングラデシュ国内では微妙な温度差があることをこの本でも伝えている。実際マイクロクレジット自体がユヌスのアイディアではないし、国内のマイクロクレジット最大手は別組織となると、最近の退任騒動はともかくノーベル賞受賞というその国際的名声をやっかむ人たちも出てこよう。それにしてもバングラデシュ人の好きな国、重要な国いずれも日本が1位というのは何ゆえ。実際に大量進出している韓国と中国は評判が悪いというのだから、その裏返しというより、真打ちの登場を待ち焦がれているのか。

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