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2010年09月28日Tue [17:22] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

図説満州帝国

図説 満州帝国 (ふくろうの本/日本の歴史)図説 満州帝国 (ふくろうの本/日本の歴史)
太平洋戦争研究会

河出書房新社 2010-07-06
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これもふくろうの本だが、1996年初版の改訂新版らしい。初版は読んだかどうかも忘れたので、どう改定されているのかは分からんが、96年基準の箇所はぼつぼつ。本多勝一の「中国の旅」に依拠している頁はその典型なのだろうが、さすがに中国人監督の靖国映画とは違って、例の疑わき写真は採用されていない。731も現在の史跡外観だけだが、文章の漢字からすると前は「悪魔の飽食」写真が付いていたかもしれない。溥儀の退位で終わっているが、中共の影やその後について触れている箇所は全体的にほとんどなく、「抗日史観」とは一線を画している様にも思えた。シベリア抑留などもあるが、ソ連の参戦は条約破毀よりも日本の伝達の遅れを問題視している。実際、教科書なんかより、ふくろうの本の改訂の方が歴史認識に大きな影響を与えているのではないかと思うが、尖閣の件で、計画的だったのかどさくさに紛れてか知らんがロシアと中国が対日歴史認識で手打ちをして、尖閣と北方領土のクロス承認みたいな動きを見せているのは看過できないな。ソ連と対立していた時には中国は北方四島はソ連の不法占拠ということが公式見解だったのに、汚い野郎どもめ。

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