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2010年07月28日Wed [15:43] ヨーロッパ | 本・雑誌 |読書メモ  

「監督を決める」仕事

「監督を決める」仕事―世界が認めた日本人GMの 逃げないマネジメント「監督を決める」仕事―世界が認めた日本人GMの 逃げないマネジメント
祖母井 秀隆

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祖母井の自伝は前に一冊出ているのだが、ちょうど岡田の進退が取りざたされ時なので、こんなタイトルになったか。監督を決めること自体が直接のテーマになっている訳ではない。まあ世界が認めた日本人GMといっても、グルノーブルはちょうどぶっち切りの最下位であったし、オーナーが日本人だから呼ばれたというだけの話であって、よく読むと現地GMというのが別にいるらしい。となるとこの人の功績は一にも二にもオシムを日本に呼んだということにあるのだろうが、オシムのエゴイスト嫌いの話など読むと、あのままオシムが監督をしていたらW杯出場はあってもグループリーグ突破はなかったかなという気もする。スカパーの解説でも若者は調子に乗るからとデンマーク戦の本田を批判してみせたオシムだが、本田を使わず巻とか羽生とか山岸の千葉枠があのまま、あのピッチに立っていたら目も当てられない事態になっていたんじゃないかな。別に計算していた訳ではないだろうが、あのタイミングで脳梗塞に倒れなかったら、オシムがご意見番として威厳を保っていることもなく、日本サッカー界では、あっという間に忘れ去られた神様ジーコと同じ道を辿っていたかもしれない。同様に松井が引く手あまたなんてことはなかっただろうが、グルノーブルに呼んだときに既に松井はレベルが違うというが分かっていたのだという。伊藤翔はともかく、梅崎と大黒とかと松井の差は日本だと普通に同じチームでプレーできるくらいか思うが、現地だとその差は歴然としたものなのか。ジョホールバルの時のイラン代表監督が祖母井のケルン体育大学の同級生とは知らなかったが、岡田とは逆にW杯出場を決めて解任されてしまったあの人は今、長野にいるのか。当時4人いた南米出身者が全員どこかの代表監督になったそうだが、今回のホンジュラス代表を率いていたコロンビア人の監督もケルン体育大の出だとスカパーで言ってたな。日本人だと祖母井の他は鈴木良平とか三浦俊也とかがそうか。三浦は可能性な無きにしも非ずだろうが、代表監督の器ではないか。

Re Comments.

本大会まで2年半空白があるのに、千葉勢を使っていたかもという予想は判断に難しいと思います。

2006年までバリバリ中軸だったサントスが、ザルツブルグへ移籍してからは召集してませんから、オシム氏がもっと倒れるのが早かったら、名古屋でレギュラーでもないサントスを使っていただろうと言われているのでしょうか。
2010/07/29(Thu) 10:56:58 | URL | トリデさん #-[ Edit.]
> 本大会まで2年半空白があるのに、千葉勢を使っていたかもという予想は判断に難しいと思います。
>
> 2006年までバリバリ中軸だったサントスが、ザルツブルグへ移籍してからは召集してませんから、オシム氏がもっと倒れるのが早かったら、名古屋でレギュラーでもないサントスを使っていただろうと言われているのでしょうか。

サントスは分かりませんが、本田を呼ばない可能性はあったでしょうね。ましてや本田ワントップはオシムの発想外かと思います。まあそれでも阿部も活躍したことだし、亀とか電の出来を考えたら巻と寿人のツートップでも勝ち抜けできたかもしれませんね。
2010/07/29(Thu) 14:33:26 | URL | netoさん #-[ Edit.]
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