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2010年07月20日Tue [17:19] ロシア | 本・雑誌 |読書メモ  

サンクト・ペテルブルクの異邦人

サンクト・ペテルブルクの異邦人―芸術と文化、歌と生活サンクト・ペテルブルクの異邦人―芸術と文化、歌と生活
山田 実 山田 ゆきよ

未知谷 2010-06
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このピーテル在住の農学者の本は前にも読んだのだが、ついに在住14年目を迎えたらしい。今回は小学校の音楽教師だった妻を共著者に迎えての第2弾。本人も妻も音楽が趣味だから、その手の話が中心なのだが、在留邦人がそう多くはない街で長く暮らせるのも芸術鑑賞のコスト・パフォーマンスだけは優れているという利点があることも関係しているのだろう。妻はここぞとばかり歌曲のレッスンに勤しんだ様だが、こういうことは好きな人にはたまらんと思う。ということで、音楽関係に熱が入り過ぎてはいるのだが、身辺雑事もそれなりに。赴任当初は壮年の日本人は自分たちだけで、ほとんどの在留邦人が留学生だったそうだが、今はトヨタとかJTが進出しているらしく、「大人」の日本人が大勢いるとのこと。しかし、天皇誕生日の領事館パーティーに顔を出すのは届出を出している人に限られているだろうし、ソ連の時代でも在留邦人が全員集合していた訳ではなかろう。まがいもんじゃない本物の日本食を目当てに顔出す日本人は多いらしいが、これが上海とかバンコクとかでも、領事館に届出していれば招待してくれるのかな。さすがに数万人規模で来られたら、領事館も「機密費」を溜め込むはできんだろうけど、そうなるとやはり進出大企業駐在とか留学生なら国費だけといった「上流階級」だけしか呼ばれないんだろうな。その昔、中国の某領事館で、パスポートを盗難されて再発行に行ったことがあったが、警備の武警が、パスポートのない人間は入れないとか訳分からんこと言われて、盗られたから来たんだろうがと抗議すると、突き飛ばされてしまったことがあった。電話して、職員を表に迎えに来させたけど、そしたらその武警発狂して、そいつを中に入れるなとか怒鳴りまくって、職員が頭を下げてやっと入館できた。あの瀋陽の事件はこういうことだったのかと分かったけど、何で警備の方が領事館より権限持ってんだよ。中国人か脱北者と思い込んだのか知らんが、厳重抗議したら、職員の馬鹿が私たちは職務にのっとり保護しましたとかぬかしてやんの。

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