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戦禍のアフガニスタンを犬と歩く戦禍のアフガニスタンを犬と歩く
ローリー スチュワート Rory Stewart

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タイトル通りの話なのだが、著者は当時イギリスの外交官で、現在は保守党の下院議員になる予定なのだとか。9.11後のタリバン政権崩壊の時期にへラートからカブールまで歩いたというのだから、当然、スパイかなんかでしょということになるのだが、歩いた理由は本人にもよく分からず、それが冒険だったkらということらしい。当然、案内人とかはいた訳だが、犬連れというのはイスラム的にどうなんだろうか。本人もダリ語を勉強するなど、文化への理解を示しているのだが、現職外交官がこれをしてしまったら、自己責任も何もないというもの。事前に情報収集していたとはいえ、飛んで火に入る夏の虫みたいなものなのだが、拉致されることも売り飛ばされることもなく、野武士の集団とも対話が成立している。そんなこんなであまり臨場感もなく、ドラマがある訳でもないので、この手の翻訳もののお約束である冗長さが全開。当然ながら、過去はもちろん現在進行形で「侵略者」である英国人としての「歴史認識」など微塵もない。結局、最後まで何で歩いたのかよく分からんかったが、通行手形みたいなものは持っていたと思われる。

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