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2010年06月23日Wed [01:38] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

中国侵略の証言者たち

中国侵略の証言者たち――「認罪」の記録を読む (岩波新書)中国侵略の証言者たち――「認罪」の記録を読む (岩波新書)
荻野 富士夫

岩波書店 2010-04-21
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岩波も最近は時勢の変化もあって中国の暗部も指摘するものを出したりはしているのだが、バランスをとったのか久しぶりの岩波らしい中共賛美本。中共は撫順の奇跡の子飼を岩波に送り込んではいるのだが、ようやく結果が出たか。まあ侵略者の反省と謝罪もまだまだ必要なのだが、やはり中共と中帰連の連中の史料に全面的依拠して一冊の本を作るのは宣伝臭が否めない。その点を気にしてるのか、中国人が最初弁明しているのもキツイものがある。曰く、洗脳なら帰国後は解けるはずとか、シベリアからの移送組が過酷だったから撫順で真人間にあなったとか、どうなんでしょうね。中国が自慢する「寛大」が戦略に過ぎず、決して中共の本質を表すものではないことは歴史が証明しているのだが、無邪気に中国に平伏している連中には哀れみしか感じない。純粋な歴史としての戦争を研究するのは結構だが、中国を清々しく、日本を残虐に描くことを目的としていれば、それは政治でしかありえない。この連中も中国の残虐さに少しでも言及すれば、アリバイにもなるのに、やってるのは「反日」などない、中国は寛大で、日本は偏狭だとかいう中国の工作だけ。まあこの手のものの市場はまだ存在はするのだろうけど。

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