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2009年10月27日Tue [23:46] 米国 | 本・雑誌 |読書メモ  

欲張りで懲りないアメリカ人

欲張りで懲りないアメリカ人 (祥伝社新書166)欲張りで懲りないアメリカ人 (祥伝社新書166)

祥伝社 2009-07-28
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著者は在米24年で、不動産投資を生業にしている人らしい。サブプライムの直撃を受けずに売り抜けして無傷なのだそうだが、それでも言いたいことがあるのか、大家として接したアメリカ人借家人が如何にいい加減な連中かを得々と述べている。在米ものはアメリカ礼賛一色だった以前と比べ、最近は在米で反米のものも出て来ているのだが、帰国することなく、在米のまま20年以上で、かつ成功を収めているらしい著者がここまでアメリカをこき下ろすのも珍しい。それでもアメリカに居続けるのは、それなりにメリットがあってのことかと思うが、グリカかなんか知らんが24年もいても、アメリカ人は平気で嘘をつくとか、そんなことに違和感を覚えるものなのだろうか。日本ではよく大家が外人には部屋を貸さないといったことが問題になるのだが、大家側の言い分が伝えられることは、ほとんどないし、外人以外の弱者も同じ条件であったり、借り主側の問題点は借家人保護の観点から遡上に載せられることもあまりない。アメリカで日本人がアメリカ人借家人を批判しているというのは本末転倒なのだろうが、こんなことがまかり通る様では、アメリカ人が日本で家を借りるのも難しいだろう。とはいえ、この弱肉強食のグローバル経済の中で、アメリカに限らず「欲張りで懲りない」国民性を持つ国が「勝ち組」となっているのは事実で、人々が余裕を持てるバブル経済でない限り、日本の国民性が世界で勝負できる余地はないのかもしれない。

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