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2009年07月28日Tue [02:59] 中国 | 本・雑誌 |読書メモ  

終わらない対中援助

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PHP研究所 2009-01-20
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青木と古森の対談ということで、まあソレ系のものなのだが、読み物としては、まあまあ面白かった。実のところ、日本のマスコミや政界において「親中派」はすっかり後退しているのだが、その息の根を止めるまで戦い続ける決意の様だ。例の「反日デモ」の記憶が最近も「平和攻勢」でも払拭出来ない訳だが、思想信条よりカネの論理で動く経済界だけはポストODAの利権に群がるより仕方が無い。大量のODAを供与していた時代の日中関係が最悪で、供与が終了した形となった現在の方が日中関係が良いというのも、武大偉とか王穀の脅しがハッタリだったという証左にはなるが、今更、「反日教育」をやめさせ、日本のODAが如何に中国の発展に寄与したかを宣伝してもしょうがない気もする。「親中マスコミ政治家」による宣伝の反動が現在の日本で来ているとしたら、中国にも反動が来るだろうし、事実、中国の最近の「反日」は「先進国」日本を羨望する空気の反動だった様にも見える。ただ、青木に言わせると、日本で中国と関係を持っている人は、中国のやり方が当たり前だと思ってしまうので、古森みたいにおかしいことをはっきり言えないのだという。しかし、青木がODAに対する批判記事を書いたら、高井潔が抗議したというのも凄いな。今でこそサーチナで中共の提灯記事書いてる高井だが、当時は読売記者で、「人民中国」の関係者に得点を稼ぐために形だけの抗議をしたのだという。実名はあげてないが、中国人を配偶者に持つ記者や研究者が中国に対する批判ができない傾向にあるとのこと。これはたしかに当てはまる人間が何人かいるな。日本人の配偶者を持つ朱建栄とか王敏が中国擁護対日批判の先頭に立つのとはえらい違いだ。その他に国貿促やアジア開発銀行の闇についての暴露発言もある。

Re Comments.

『』 
うわ、まじでこの本を読みたくなりました。
配偶者についての考察、面白いです。
2009/07/29(Wed) 00:55:20 | URL | nishさん #-[ Edit.]
『Re: タイトルなし』 
nishさん。

古森氏は国貿促は日共の毛沢東派に乗っ取られた組織としているのですが、どうなんでしょうね。

PDF受け取りました。ありがとうございました。
ますます冴えてきましたね。次も期待してます。
2009/07/29(Wed) 01:59:28 | URL | netoさん #-[ Edit.]
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