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2009年07月24日Fri [23:29] 米国 | 本・雑誌 |読書メモ  

対米交渉のすごい国

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櫻田大造

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それはカナダ、メキシコ、NZなのだそうだ。著者はカナダ礼賛で知られる人なので、本当はカナダだけで良かったんだろうが、最近、NZにも滞在したそうで、NZを加えたのかもしれない。メキシコはバランスを取るために入れたとしか思えんかった。米の同盟国という条件だそうだが、二国間以外の枠組みがあるEU系は除外したとのこと。となると、豪州の対米交渉はすごくないということになるが、単にNZを入れたから除外されたのかもしれない。NZ例の核艦船寄港拒否がその根拠となっている様だが、ANZUS同盟はまだ生きてるのか。その後の「聖域なき行政改革」は米国の要求ではなかったのかな。まあ米国にとって、あの地域は豪州さえ押さえとけば、心配されたドミノは起きなかったし、あとはどうでもよかろう。カナダとメキシコの場合、それこそ引っ越すことが出来ない関係だし、膨大な国境線を接している訳で、この両国が凄いというより、そんじゃそこりゃの「小国」と同じ扱いをする訳にはいかんだろう。両国にとって、なんだかんだ言っても、「天国に遠くともアメリカに近い」というのは最大の財産であることは間違いない。この種の話は、翻って日本はアメリカの属国とかするのがオチと相場が決まっているのだが、意外にも日本の対米交渉力を優秀なものとしている。まあ普通に脳みそがある人なら、日本が対米交渉から最大限の成果を引き出してきたことは分かるよね。

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