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2009年03月24日Tue [22:59] グアテマラ | 本・雑誌 |読書感想  

グアテマラの弟

グアテマラの弟グアテマラの弟
片桐 はいり

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片桐はいりという人は「あの人は今」的存在なのかと思っていたのだが、地道に演劇活動を続けてらっしゃるみたい。「かもめ食堂」に出てたのは思い出したが、そのときのフィンランド・エッセイを出したというのも知らなかった。そしてグアテマラに弟がいるなんてことも知らんかったが、アンティグアのスペイン語学校校長とデキてしまった日本人のことは噂に聞いたことがある。というか、その「図書館」を見学に行った覚えがある。もちろん、それが片桐はいりの弟だなんてことは知らなかったのだが、当時は片桐はいりなんて存在を知っていたかどうか怪しいのだが、この人がブレイクしたのは何時の時代だったか。そんな著者がグアテマラの弟に会いに行く話なのだが、タレント本だし、オビに「ムーチョグラシアス!アシタ・マニャーナ、アミーゴ!」とか書いてあるしで、全く期待せずに読んだのだが、これが意外に相当面白いものだった。本人は演劇人で、現国が得意だったそうだから、自力で書く力はあるのだろうが、今後も「エッセイスト」として自立できるのではないかと思わせる表現力は感じた。「家族」と「成長」という人生の根源的なテーマをこれほど分かりやすく表現するのは、さすが女優といったところだろう。著者自身は結婚していない様だが。おそらくは弟さんの結婚の形に理想をみているのではなかろうか。そうなると、ヤクザな芸能界で伴侶を見つけるのは難しそうだし、一般人との結婚は妥協が続かないかもしれない。もっとも日々、人生を演じている演劇人が結婚する必要などはなかろう。それにしても、アンティグアにマックが出来たのか。ポヨカンは懐かしい。ケンタを駆逐したのなら大したものだ。

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