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ぺマは扶桑社新書で「チベット暴動」効果本を出したばっかりなのだが、こちらは「暴動」云々というより、版元の志向で出された本なのだろう。新書の方も手元にあるので、後で読んでみるが、なんだか内容が重なってそうな予感。所謂「チベット問題」に関しては、日本での出版状況をみると、チベット側の圧勝の観もあるのだが、それでも「日本人が知らなかった」と冠するのは、朝日、NHKといったメディアの巨人による「中国への配慮」といったところへのアンチテーゼの意味合いがあるのだろう。中国が一番ピリピリしているのは、そうした「影響力あるメディア」が自分のコントロールから外れることで、天児慧や高井潔司といった子飼いを使って「中国脅威論」払拭に腐心はしているものの、最近はコントロールを強める程、逆効果になるということに気づいてきている様だ。特に「チベット問題」では、自画自賛した長野行動において、日本人の賛同者がほぼ皆無どころか、逆に日本人の間に大きな反感を招いたことにはショックを受けていると思う。はっきりと中国側に立つものでは「現代思想」で丸川哲史や孫歌の中国擁護特集はあったみたいだが、今のところ書籍になったのは大西広のヤツくらいしか知らない。過去においてもメジャーなのはハンスーインのくらいしか出てないんじゃないかな。チベット側がそこまで計算して送り込んだのかどうか分からんし、この様な立場の人が日本の選挙に出馬するのもどうかと思うのだが、「日本人の言語」で発言できる広報官を擁しているのはダライラマと胡錦濤のカリスマの差以上に、日本でのチベットと中国の支持の差を広げている要因にはなっていると思う。しかし、パンチェン・ラマの還俗の件に触れていないのは気にかかるな。結婚と子作りは中国の強制ではなかったのかな。

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