2010/04/07 22:57:18[本読みの記録]
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著者はイギリス人とカナダ人のコンビみたいだけど、洋風「中国脅威論」というか、向こうの「反中国本」もエゲツナイもんだなと感じた。この本は中国人に強烈な「感情的」反応を引き起こすことになるのだろうとか最初に書いているから、確信犯ではあるのだが、徹底的に否定的材料しか書かないのも、中国を既に「大国視」しているのか、それとも「大国とは認めない」からなのかよく分からんな。中国でロックンロールが人気ないのはおかしいみたいな白人のバカっぷりを発揮している箇所もあるんだけど、その意味では連中にとって日本の方が価値観を共有できる国とみていることは読み取れる。それは「反中国」だから必然的に日本を立てるということではなく、単に中国の強い「反西洋思想」に嫌気がさしている様で、この前読んだフランス人のヤツ同様、中国プロパーとか、カンフー好きとかではない普通の西洋人は自分を嫌っている連中はキライというのが正直なところではあろう。それも「中華思想」とか「特ア」に反発する日本人と同質のものではあるのだが、かといって、この手の白人の嫌中に素直に同意することはできない。西洋人の日本批判になぜか反論してしまう反日中国人というのも結構いるのだが、それが事実としても、こんな本を出されれば、中国人が「感情的」になるのも理解できる気がする。ただ、国内では全てを「肯定的」にするのが基本だから、そのアンチテーゼとして、全てを「否定的」にしたというところもあるのだろう。そうしたことを理解した上なら、意義あるものではあろうが、これでは、嫌中、愛中両陣営に利用されるだけではないかな。
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