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「アジア」といっても。やはり中国なのだが、中国8本の外、韓国1本、台湾1本、日本が3本収録されている。毎日の連載と、学術論文のコラボという変わった形式で、編者もこの問題の泰斗と毎日記者という変則。中国のガン村の様な「スクープ」は新聞の方がフットワークが良いののだろうが、海外記者だから取材できたというところがあるらしい。そうした衝撃的な中国環境汚染を泰斗の下に集まった留学生たちと共同研究者に指名された現地研究者が補足解説するというスタイルだが、中国の環境対策が、待ったなしの「国策」として、また「関係改善」の道具として「日本」を必要としているのは確かであろう。こうした研究者と記者の梁山泊スタイルは日本の公害時代に威力を発揮したもので、日本の公害克服の歴史を相当研究していると言われている中国政府にとって、国内の報道記者を引き入れることはやぶさかではないだろう。ただ、問題として中国のジャーナリズムの金権体質が、悪質業者の手先に使われる可能性もあったり、批判の矛先が中央政府に向かうということにも成りかねないので、慎重に調整を進めているのかもしれない。特に三峡ダム関連は火薬庫になりかねないので、ある程度目星が付いた段階まで待たされるかもしれない。しかし、イタイイタイ病は中国語で「痛痛病」か。英名は「Itai-itai disease」だそうだが、医療協力もさることながら、中国の医療費のバカ高さはなんとかしてもらいたいものだ。

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