2008年07月17日Thu [01:27] アフリカ | 本・雑誌 |読書メモ  

アフリカのいまを知ろう 

アフリカのいまを知ろう (岩波ジュニア新書 (588))アフリカのいまを知ろう (岩波ジュニア新書 (588))
(2008/03)
山田 肖子

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この編者は少し前に出たジュニア新書の研究指南に、アフリカ研究で登場してたし、そのまえにも一冊ジュニアを書いているので、その流れでまた出すことになったんだろうが、ちょっと手抜きした感じは否めない。というのも、前半40ページ超のイントロダクションがかなり良くて、短い紙幅で、歴史から現実社会まで、マーカス・ガーベイやら、ジェフリー・サックスもエイズもちゃんとジュニアに分かるように説明しており、さすがだと思わせたのが、残りの200ページ弱が、「アフリカの研究者に聞いてみよう」という文字通り、研究者へのインタビューで埋められているから。元々、ホムペの企画でやっていたものを、書籍化したものらしく、それはそれで悪くはないのだが、最初の解説が秀逸だっただけに、編者が最後まで「アフリカ童貞処女」に指南した方が良かったのではないかと思った。企画時は政策研究大学院の仕事であった様で、登場する先生方もヘタなことは言わないので、正直あまり面白くない。アフリカ研究界という小宇宙は他の業界に比べてもこじんまりとしたものなんだろうが、その分、活発な討論とか深刻な意見対立はあまりなさそうな感じもする。おそらくは同志的連帯もあるのだろう。登場する先生方の本は幾つか読了済なのだが、アビジャンのストリート・ボーイをやってた士舘の人だけはちょっと異色かな。研究的にアフリカ手話研究も異色ではあると思うが、調査自体はわりとオーソドックスだった記憶がある。しかし、「モザンビーク解放闘争史」なんてものを書いた猛女がいるとは知らなかった。ブラジル留学あがりか。今度探して読んでみよう。

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2008/08/09 00:05:29[WEBの情報缶!]