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2008年04月23日Wed [11:37] エストニア | 本・雑誌 |読書メモ  

エイズの村に生まれて 

エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャエイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ
(2007/12)
後藤 健二

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これは、子ども向けの本なのだろうか。著者はNHK「週刊こどもニュース」などでも活躍している映像の人らしいが、前著は「産経児童出版文化賞」なんてのも獲っているらしい。これもエイズ啓蒙本の体裁なのだが、小学生からその必要があることは確かだろう。今の小学校での性教育はどんなもんだか知らんが、昔みたいに、男子と女子を分けて、男子には精通を、女子には生理を教えるなんてことをしたら、生徒から失笑もんだろうし、放課後に「ねえ、何教わった?何?」みたいな会話が男子と女子の間で交わされることもなく、一緒に仲良くセックスの講習も受けているのだろう。統一教会とか産経がそれはけしからんとか激怒したところで、セックスだの、コンドームだの、麻薬だのを抜きにエイズ教育はできない訳で、セックスの低年齢化に歯止めをかけたいなら、エイズ教育をちゃんと施す方が得策であろう。ということで、これが前作に続き、「産経児童出版文化賞」を受賞することはなさそうだが、人口の9割がエイズ感染者の村があるっていうのも、俄には信じられん。著者もそう思ったのか、その村があるというエストニアとロシアの国境に向かったいうお話。その展開はご想像の通りなのだが、「英語」が通じず悪戦苦闘する「ジャーナリスト」の話はもうたくさん。

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