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2007年11月21日Wed [12:46] 中国 | 本・雑誌 |読書ノウト  

中国はこれからどうなるのか?

これから
中国はこれからどうなるのか?
(2007/03)
不明

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日本語の本のクセに著者名がローマ字表記で、ここのタイトル欄に字数が収まりきらなかったりするのも、これが「世界銀行報告」だから。ちゃんと世銀のロゴも付いているから公式な翻訳なのだろうが、人名なんざ別にカタカナ表記でもよかろうにとも思う。日本人らしい鍋島さんも、ユセフさんだって、名前の本来の発音は英語じゃないでしょうに。てなことで、世銀のお仕事なので、間違っても「中国はこれからどうなるのか?」ということが分かる本ではない。ただダラダラと現状はこうです、こうですといったレポートが続いているだけなので、融資担当者ならずともアクビが出るようなもの。まあ世銀もお役所だから、書類さえ揃ってれば後は「政治的判断」でカネを振り込むだけだろう。政府が予算をなかなか承認せず、思い立って世銀に融資を申し込んだ国鉄が、大した審査もなく、あっというまにカネが振り込まれたというのは新幹線建設秘話として有名な話だが、オリンピック前の日本は今の中国と似たような経済的価値があったことは想像に難くない。その時、世銀が「これから日本はどうなるのか?」と心配していたかどうか分からぬが、まさか二十年後に出資比率第二位の位置まで上り詰めるとは思いもしなかったのではないか。そうなると2028年に中国がその地位まで行くというのも決して夢物語ではなさそうだが、中共政治が続く限り、「自力更生」という正史の前に日本のODA同様、そんな歴史秘話は隠蔽され続けるんだろうね。

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