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2007年11月18日Sun [11:45] イギリス | 本・雑誌 |  

ヨーロッパ読本 イギリス 

イギリス (ヨーロッパ読本)イギリス (ヨーロッパ読本)
(2007/05)
不明

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河出の「ヨーロッパ読本」というシリーズが始まったらしい。なんか前にもあった様な気もするし、ナンバーもふってないので、単発ものなのかもしれないが、「ヨーロッパ読本」の初っ端がイギリスというのは妥当な様で、違うような感じもする。イギリスは「ヨーロッパ」なのかどうなのかは古くてあたらしい問題なのであるが、日本がアジアであるのかという問いの様な恣意的なものではないので、その答えがヨーロッパであっても、ヨーロッパでなくても、回答者が責められることはない。だから別に「ヨーロッパ読本」の初回がイギリスなのは別にどうでもいいことなのだけど、私的には次が出るのかどうかが気になるだけ。とりあえず巻末に告知はない。で、中身はどんなもんかというと、「読本」だけあって、「知るための」よりは読ませる内容となっている。イギリスネタは、日本にもダブル慶子とか、ウンザリするほど書いている人たりがいるが、どうもそれは世界的現象らしく、ダイアナ話も日本で何であんなに騒ぐんだろうとか思ったら、世界ではもっと騒いでいたなんてオチもある。BBCとかハリポタとか、ビートルズとか、ベッカムの影響もあるんだろうが、やはり、大英帝国の威光は今尚、世界に轟いているということは認めなくてはならんだろう。もっとも、それは世界がコンプレックスを抱くアメリカがコンプレックスを抱く国であり、非英語ネイティブが、ああいう風に話したいと思っている米語が、より高尚なものとしているのが、ブリティッシュ・イングリッシュ(この呼称も変といえば変だが)であることととも無関係ではあるまい。言語に関しては、いくらアメリカの影響が多大でも、ポルトガル語の様に「逆転現象」がおきている訳ではない。もっとも、この本によると、そのブリティッシュ・イングリッシュの中で、更に高尚だと思われているキングス・イングリッシュは当のイギリス人にとっては、かなり間の抜けた言葉に聞こえるらしい。日本でも「皇室ことば」に違和感がある人は多いだろう。ただ、英国では階級によって異なる「英語」が話されていることは、知られている通りなのだが、「王家の言葉」なんぞ、クソ食らえみたいなところもあるのかもしれない。リー・クワン・ユーの言葉はキングス・イングリッシュであるとされているが、あの国を徹底的な英語国家にしたのも、「王様」として自分の能力を最大限に活用するためだったのかもしれない。息子は「シングリッシュ派」とも聞いたことがあるが、それも自然な流れだろう。ヘンリーは相当な悪ガキらしいが、その英語はどんなものなのか。しかし、エリザベスのダンナがギリシャ人とは知らんかった。ヨーロッパの王家はあっちこっちの王家と繋がっているので、ややこしいのだが、チャールズの弟はエストニア国王戴冠という話もあるらしい。日本でも李垠や溥傑とかに嫁いだ皇族の例はあるし、エチオピア皇族との話もあったりもしたらしいが、この平成の世に思い切って「皇室国際化」をやってみたらどうなんだろう。わたしゃ女系天皇どころか、ガイジン天皇だって容認しちゃいますけど。

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