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2020年09月22日Tue [17:07] 東南アジア  

「一帯一路」時代のASEAN 



「21世紀アジア研究会」の結集本らしい。3人の編者は年齢が近いから選ばれたのだろうか。版元は明石だが、米中二極対立の中で、日本がASEANにとってパワーバランスの価値を有していることを認めている。歴史的には米国によって作られ、近年は中国の影響力が多大なASEANがその地位を担保するにはリスクの分散は必要であろう。実のところ、日本はASEANにとって最大の投資国であった時間は長かったのであるから、日本との関係性に於いても互いにその重要性は認識しているのである。日本を単純な対米従属国とか没落した国という認識を持つことはASEANにとって選択肢を狭める事であり、領土問題一つとっても、中国の対抗軸として日本はまだまだ有用な国である。こうした利益の共有は欧州や韓国には無いものであり、日本もまたASEAN重視を放棄することは無かろう。

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