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2020年07月30日Thu [02:56] ロシア  

西比利亜の印象 



手に取った瞬間、どこの版元の本か分かったのだが、1873年生まれの著者なので、原著は100年以上めのものらしい。戦前にでも翻訳されたものかと思ったのだが、訳者は1961年生まれで、同時代調に訳したのか、普段からこの文体なのかは分からん。「吉里吉思人」(キルギス人)は「吉里吉里人」をもじったわけではなく、日本語の漢字表記がそうなのだが、ムーミンとか、多和田葉子とともに、井上ひさしの「吉里吉里人」を意識したとしている。帝政ロシア人にとってのシベリアはソ連人にとってのシベリアとはまた違うのだろうが、ロシア文学が大きな糧を得た大地である。

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