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2020年07月26日Sun [23:48] 東南アジア  

バックパッカー体験の社会学 



修論もの。肩書はバックパッカー評論家となっている。指導教官が解説で今まで数千本を指導、査読してきたが、秀逸な論文でもないと身も蓋もないことを書いているのだが、どうも別の大学に著者の「バックパッカー仲間」の教授がいて、そちらの方に解説も丸投げしている形。バックパッカー学はわりと前からあって、カオサン研究本などは前に何冊も読んだ記憶があるのだが、日本人バックパッカーは今や絶滅機種だそうで、中国人、韓国人が主流を占めるとのこと。最近の「海外に行かない若者たち」は往々にして、日本の貧困化と結び付けられる言説が多いのだが、実際は「バックパッカー」自体が一世代前の古臭いものとして若い人に認識されている可能性の方が高そうである。それは我々世代が「ヒッピー」とか「ユースホステル文化」に対して抱いていた以上の忌避感があるのかもしれん。その一方で、初心者向けの「バックパッカー体験」ツアーが流行っているらしい。

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