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2020年03月17日Tue [16:47] 米国  

やがて忘れる過程の途中



最近の小説も小説家に関してはほぼ情弱なのだが、芥川賞作家なのか。アイオワ大学のIWPという第三世界の作家を集めたプログラムに参加した日記らしい。半世紀もの歴史があるらしく、ソ連の息がかかったAA作家会議に対抗してたものかもしれんが、中上健次も参加したことがあるらしい。日本人作家は毎年呼ばれるそうだが、男性作家が選ばれるのは稀とのこと。こうした「国際色豊か」系は言語障壁など全く無いかの如く、誰もが普通に激論を酌み交わすというのがパターンなのだが、この作家はその辺を曖昧にしていない。今の時代だと、日本を含む欧米から見た文化途上国の作家はその国の知識人であるから英語を話せない作家などはいないという前提を招聘側も参加側も共有しているらしい。ただ、「言っていることの半分も分からない」でもコミュニケーションが成立している以上、英語を話せるということになるので、英語は話せない自分はあくまで日本的な自己規定に過ぎないか。結局、台湾と香港の作家と行動を共にすることが多くなるのだが、職業的同義性はあっても、ミシマでしか繋がらない国々の作家と違って、日本文化のアップデートがある台湾、香港の作家との方がとっつき易いというのはあるか。ただ、作家ではない韓国人に、あなたの作品のメッセージは何かと聞かれ、メッセージは特に無いと答えたら、メッセージの無い文学があるのかと驚かれたそうで、その辺はお国柄ではある。

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