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2019年11月14日Thu [16:02] 東アジア  

響き合う東ジア史 

響き合う東アジア史
響き合う東アジア史
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東京大学出版会
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論集。2013年から3年開催された若手セミナー発表会らしい。早稲田、復旦、ソウル大で開催とのことだが、編者3人が復旦、ソウル大と東大の三谷となったのは早稲田の李成市がバランスをとって外れたのか、別の理由があるのか、特に理由が無かったのかは分からん。単に流れでそうなっただけではあろう。編者3人は日本プロパーなのだが、中韓で別の形になっているのかどうかも知らん。この種のものは例え中世史であっても中韓対日本の歴史認識系になってしまうのだが、それは単に中国、韓国は無論、日本でも若手研究者は取り敢えず受けが良い発表をしなくてはならないという枷があるからか。とはいえ、時代ともにそういう空気は薄くなっている感じはする。内鮮結婚と樺太朝鮮人に関しては相関するテーマであるのだが、同化政策、強制連行という一面的解釈にもメスが入っている。働いたり、結婚したりということは人生選択の根源に関わることなので、そう簡単にお上の意向に従って決めるということにはならない。お上がそれで生活一切を保証してくれるのなら、そういう選択肢はあるのだが、実際そうではなかったから。その選択肢はそこで稼げる、そこで縁があったということである。知らんかったのだが、朝鮮に於ける内鮮結婚は日本人男性と朝鮮人女性というパターンの方が一貫して多かったのだという。ただ、内地に於いては朝鮮人男性と日本人女性というパターンが凌駕していたので、トータル的には朝鮮人男性と日本人女性という韓国だけではなく、日本でも多くの人がイメージする結婚パターンになるのだが、それも要は内地では朝鮮人男性の数か圧倒的で、未婚の朝鮮人女性の数は限られていたということである。

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