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2019年11月10日Sun [01:13] ヨーロッパ  

多言語世界ヨーロッパ

多言語世界ヨーロッパ―歴史・EU・多国籍企業・英語
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フランスの英語学者らしい。だからという訳ではないが、特にフランス語帝国再建主義者ではない様だ。英国がEUを離脱したとしても、アイルランドが残る訳で、英語が公用語という名分は立つか。もっともアイルランドがゲール語を第一言語としてたしても、もはや英語抜きのEUなどは考えられない訳で、インドが英語をやむなく公用語とした様に公平性の担保としての英語帝国主義は許容せざるを得ない。ただ、もし英語を排除するとなると、それに代わる共通語はフランス語ではなく、ドイツ語であろうということも示唆している。90年代までは中欧ではドイツ語の方が通りがよく、それは過去の遺産というより、デカセギ言語であったからでもあるのだが、英国にデカセギの道が閉ざされたとしても、今の英語の地位は変わらんだろう。

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