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2019年10月10日Thu [11:35] 中国  

蘇州花街散歩

蘇州花街散歩―山塘街の物語
大木 康
汲古書院
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「中国遊里空間」の「姉妹編」という位置づけらしい。「蘇州夜曲」は花街とは関係ない歌詞なのだろうが、河辺と花街の親和性が高いのは何か理由があるのだろうか。新中国、文革、そして今の開発で、花街の痕跡を辿るのは中国では難しくなってきているが、中国文学者は時空を超えるのが仕事であるから、その辺は見事である。妓女に教養が求められていた事は日本と同じであるのだが、詩作も多く残されている点は当時の中国における女性の識字率を考えれば驚くべきところではあろう。今日の共産党的解釈であれば搾取され、奴隷化された階級ということになるんであろうが、生活水準的には女性の平均を上回っていただろう。もちろん妓女内での格差というのも半端なかったとは思うが。

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