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2019年09月18日Wed [15:10] ブラジル  

現代ブラジル論

現代ブラジル論―危機の実相と対応力 (上智大学新書)
堀坂 浩太郎 子安 昭子 竹下 幸治郎
ぎょうせい (2019-04-12)
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上智大学新書は2000円なのか。まあブルジョア大だから当然ではあるが、ハードカバーの教授本を買わされるよりマシか。現代ブラジルのテキスト不足は国の規模、日本との関係性を考えれば憂慮すべきものであるが、ポルトガル語学科が日本には6大学だけとなると、それも致し方はない。かつては斉藤広志やアンドウ・ ゼンパチなどの1世、1.5世がテキストであった時代があったが、そのうち、言語アドバンテージがある逆1世や1.5世がブラジル研究をリードする日が来るであろう。ブラジルの関心はリオ五輪以降下降の一方だが、左翼から右翼に政権交代したことも一因か。「リベラル」政権のムチャぶりが、右派政権を生むのはトランプでもアベでも同じではあるのだが、ブラジルは未だ「軍部」が政治的にも大きな意味合いを持っているので、ムチャというかムイトをムイトで軌道修正してしまう力が働いてしまう。ベネズエラ難民は必ずしも反左翼ではないだろうし、人口希薄な北部に集中するとなれば、ハイチ難民と違って、安全保障上の問題にもなろう。

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