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2019年08月22日Thu [13:51] 東アジア  

“世界の工場”への道



論集。テキスト用ではなく、ガチの集合体。各章ごとに論評付き。従来のキャッチアップ論が見直されてきているのが今の趨勢みたいだが、その関係性からか植民地近代化論批判も見直されてきているのだろうか。浅野豊美さんは最近TLで見掛けないのだが、その辺に新機軸を置こうとしている感じである。「戦前」の植民地近代化と「戦後」のキャッチアップ型工業化を繋ぐものとして「終戦後」がある訳だが、この投資が絶えた期間に両者を繋いだのは人材であるので、その担い手の研究は鍵となるのかもしれん。また。戦前中国の停滞論にも異論が出ているみたいで、戦争が及ぼした経済への影響力もそれほどではなかったのではないのかという見方も出ている様だ。こうした見方は間接的にその後経済を破滅させた中国共産党批判を補完することにもなるが、大躍進はともかく、文革期の経済成長は否定されていないので、改革開放、日本の経済支援を含め巨大な存在となった中国経済の考察も大きなパラダイムシフトが必要とされてるのかもしれん。

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