FC2ブログ
2019年05月19日Sun [14:15] 中国  

精日



この題材は料理が難しい。書き手によって味が変わるのはどんな素材でもそうなのだが、味付けをせず、素材を生かした仕上げとは啓蒙主義が蔓延るメディアでは難しい。新書はほぼ電車の中で読んでいるので、公衆監視の中、笑ってしまうことはないのだが、久々に笑えた本である。本人たちが真面目にやっていることを笑ってはいけないだろうし、ポリコレ的にも笑えない話なのだが、それでも笑ってしまう。中国共産党体制に対するアンチテーゼとか、日本文化崇高とか色んなメッセージはあるのだが、それを突き詰めた結果、超越してしまったパンクの世界という気がした。中国語を話す通信社日本人記者が彼らにとって他者なのか同胞なのか分からんが、オタクは自己完結しない生物である以上、本場デビューのアピールを体現する機会であったことは確かであろう。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する