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2019年04月29日Mon [01:38] ロシア  

創造された「故郷」



カリーニングラード本はあまり無いというか、あまり読んだことないのだが、ロシアから見方とドイツからの見方、それ以外の周辺国の見方とでは三者三様であろう。これは日本という「第四者」ではなく、ロシア人の本だが、それがロシア人の一般的見方を表しているのか分からんし、著者の民族も国籍も分からんのだが、カリーニングラード大学でロシア・ドイツ関係史を研究していたらしい。戦後に住民の多数派が入れ替わったという点では樺太と同じであり、マジョリティとなった「ロシア人」が単一の民族で無いのも同じである。樺太同様、移住者が集められたのだが、カリーニングラードでも専門知識を持った者の適材配置といった処置がされた訳では無いらしく、ロシアと白ロシアのコルホーズ農民が移住局によって「自発的」に移住したのだという。追放されたドイツ人の統一後の「帰還」は色々と伝えられている通りなのだが、「プロイセン的精神」の追放、ソビエト愛国主義のあるべき歴史の創造は何だか最近のお隣の国みたいで。

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