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2019年01月05日Sat [04:12] 米国  

「混血児」の戦後史



大磯町で町史編纂をしていた人らしい。大磯と言えば吉田茂邸ではなく、エリザベス・サンダースホームということで、このテーマに行き着いたそうだが、エリザベスサンダースホームも聖ステパノ学園も現役である。混血児も歴史用語になりつつあるが、混血児が事実上、戦後の米軍兵士と日本人女性の間に生まれた子を指し示す用語である。中国語では今でも本来の意味だが、日本でそうなったのは戦後の差別が原因なのか、人種主義的な字面が問題であったのかどうかは分からない。代わりに置き換えられたハーフも差別語となって、ダブルというのがPC的に正しいそうだが、実際ダブルと言っても2つに限らないだろうし、言い換え語も人種主義であることには変わりはない。沖縄などではアメラジアンという言葉もあるが、ここで焦点となるのは「混血児」の被差別性そのものではなく、教育問題である。澤田美喜が日本社会に混血児の生きる場所が無いと判断したことについては卒園生からも批判があったのだが、日本で生きることを前提としない教育を受ければ、社会と乖離するのはある意味当然ではあろう。

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