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2018年05月20日Sun [03:32] 東アジア  

現代日本の宗教と多文化共生

現代日本の宗教と多文化共生――移民と地域社会の関係性を探る現代日本の宗教と多文化共生――移民と地域社会の関係性を探る
高橋 典史 白波瀬 達也 星野 壮

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科研もの。在日エスニック研究は宗教が一番わかりやすいかな。一頃はエスニック・ビジネス研究が流行ったけど、その担い手だった宗教色の薄い中国人が後退した結果、ムスリムやキリスト教などに注目が移った形。在日コリアンは無論、在日ブラジル人、在日フィリピン人ももはやオールドカマーの領域なのだが、やはりトレンドはムスリムということになるか。オールドカマー陣もカトリックからプロテスタントに覇権が移っている様で、本国に先んじて、在日ブラジル人の信者数は既にプロテスタントがカトリックを逆転しているという。フィリピンもプロテスタントに宗旨変えする人たちが多く出てきて、その背景に強力な宣教があることはたしかである。世界一のし宣教師派遣国の韓国はその源でもあるのだが、プロテスタントはカトリックの様な普遍性は無いので、どこも本国の新興教会が強い。多文化共生はそうした小宇宙に留まる分には可能なのだが、日本社会に影響を及ぼすほどの勢力にまで拡大してしまうと摩擦が生じるようになる。

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