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2018年04月15日Sun [03:44] バスク  

バスク地方の歴史

バスク地方の歴史――先史時代から現代まで (世界歴史叢書)バスク地方の歴史――先史時代から現代まで (世界歴史叢書)
マヌエル・モンテロ 萩尾 生

明石書店 2018-02-28
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「バスク地方」の定義は複数あり、その呼称は幾分政治的スタンスによって左右されるところfがあるみたいだが、前々から不思議に思っていたカスティーリャ語の「パイース・バスコ」はフランス側の呼称を訳したものなのか。著者はバスク大学長を務めた人ということで、体制内なのだろうが、訳者がバスク語で話しかけても反応せず、カスティリャ語でしか話をしなかったという。この世代の第一言語が「スペイン語」である事はたしかだろうが、外国人はまずその国の言葉で話かければ、相手が喜んでコミュニケーションが円滑に行くという定説は私も怪しいと思っている。そういう魂胆が透けて見えると、逆にゲンナリすることもあろう。でもって、バスク・ナショナリズムも外国人が考えている様な一枚岩ではないし、言語と文化は不可分と誰しもが思っている訳でもない。ETAなどの急進派はむしろバスク・ナショナリズム内の政治対立が生んだ鬼っ子とも解釈できるか。

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