2017年07月15日Sat [06:07] 韓国  

本の未来を探す旅ソウル

本の未来を探す旅 ソウル本の未来を探す旅 ソウル
内沼晋太郎 綾女欣伸 田中由起子

朝日出版社 2017-06-02
売り上げランキング : 47552

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


編集者が作りたい様に作ったものか。読者的には普通の単行本の作りの方が読みやすいのだが、それでは作りてがクリエイターではなくなってしまうか。もしかしたら代々木蔦屋で売る為だけに作ったのかもしれん。韓国のオシャレな書店とその担い手を紹介しているのだが、皆が日本の書店を研究し、その影響というか、勉強をして開業しているというのはある意味必然なのかもしれん。韓国の出版物の翻訳ものの割合は22%でその4割が日本語であり、英語より多いというのは驚きだが、音楽とか映画と違って、書籍は「倭色」の規制は無かったのだろうか。80年代くらいまで韓国の書店には普通に文藝春秋が平積みになっていたりもしたのだが、その意味では日本語書籍自体に馴染みがあるということはあろう。文化的に近いものがあるから西洋のものより理解し易いというのが基本的な理由の様だが、距離が近いので、パリパリで売れているもの、見つけたものを翻訳できるというのはあるのだろう。英訳本とかの方が版権交渉が面倒なのかもしれん。音楽や映画もかつては日本のものを手っ取り早くコピーしてといった時代があったのだが、現在では韓国が日本の映画や音楽を研究するなどということはないのかもしれん。その点に於いては書籍業界は未だ日本が大きな影響力を持つ最後の文化なのかもしれん。

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する