2017年07月01日Sat [05:56] イギリス  

幕末明治初期の洋式産業施設とグラバー商会

幕末明治初期の洋式産業施設とグラバー商会 ―19世紀の国際社会における技術移転とイギリス商人をめぐる建築史的考察幕末明治初期の洋式産業施設とグラバー商会 ―19世紀の国際社会における技術移転とイギリス商人をめぐる建築史的考察
水田 丞

九州大学出版会 2017-03-25
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建築畑の人で、博論ではなく、既出論集らしい。グラバー商会がジャーディン・マセソンの代理商として、日本で展開した事業は幾つかあるのだが、こうしてみると、近代日本の産業遺産も香港の存在なくしては成立していなかったか。ひいては日本が工業大国は香港が大きく貢献しているということにもなるが、英国の関与も香港であったり、上海であったりといった中継地があってはじめて機能した。大阪造幣工場も香港造幣局をコピーしたものだそうだが、グラバーが長崎に作った茶葉工場も中国の二次的生産地という位置づけだった様だ。明治の産業遺跡としては「軍艦島」が韓国によってネガキャンを張られているが、高島や長崎の明治産業遺産群までとばっちりを受けるのはたまらんな。

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