2017年06月03日Sat [04:59] 韓国  

植民地がつくった近代

植民地がつくった近代: 植民地朝鮮と帝国日本のもつれを考える植民地がつくった近代: 植民地朝鮮と帝国日本のもつれを考える
尹 海東

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第二の朴裕河でも李栄薫でもない。植民地近代化に関しては韓国でも否定一辺倒ではなく、留保付きの承認もあるのだろう。民族主義という国家宗教の神学論争はしばし、反共政策や経済建設を理由にその矛盾が覆い隠されてきたのだが、その時代が過ぎた過渡期にあるのが現在の韓国なのであろう。植民地朝鮮もまた日帝という有機体を構成していた訳であるから、生命の存在を抹消することはできない。所謂萌芽論は思想的には説明できても、政治経済的には説明がつかなくなる。現代韓国を象徴する奇牛尾であるサムスンも日帝時代にルーツがある会社であるし、ソウル大学にしても同様である。韓国人間の空気ではそれは許容されている事実なのだが、そこに日本なり、第三国が入ると民族主義という神学が発動してしまう。帝国日本の脱構築が課題となるか。

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