2017年05月30日Tue [04:44] フランス  

日本とフランス「官僚国家」の戦後史

日本とフランス 「官僚国家」の戦後史 (NHKブックス No.1245)日本とフランス 「官僚国家」の戦後史 (NHKブックス No.1245)
大嶽 秀夫

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放送大教材が元らしい。普通に日本とフランスの戦中戦後政治史なのだが、官僚国家、左右対立、ポピュリズム、知識人偏重など日本とフランスの共通項は多い様で、その内実は随分と違う。日本が原爆なら、フランスはナチスという免罪符を得ることにより、戦争の被害者性を形作ったというのが妥当かどうか分からんが。フランスがユダヤ人に謝罪したのは1994年になってからで、それもシラクがサプライズで発言しただけで、公式のものではない。アルジェリアの拷問が問題提起されたのはその後か。左右対立も日本のそれとは異なるものだが、フランス共産党に関してはソ連に忠実であったが故、日本共産党と近いものはあったか。左派は「反反共」というスタンスであり、反対の為の反対という点では日本の左翼と同じであるのだが、左派が反フランスになるこてはあり得ないので、その辺が他国と反日で連携する日本の左翼とは違うところ。知識人はフランスの様な国ではまだ権威があるのかもしれんが、日本の知識人とマスコミと大衆の乖離は明らかに前者の時代錯誤が原因である。

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